ミラベルネタバレ⚠️曲について延々と語ります
ミラベルが唯一魔法を貰えなかったのは彼女がカシータに愛されててかつ家族の仲を取り持てる唯一の人だと思われてたからなのかな?
秘密のブルーノで、耳のいいドロレスは布擦れや足音、時計の針の音が聞こえていて、ミラベルと同い年でブルーノの事をよく知らないカミロはブルーノに予言された事や関わってみての感想を言うのではなく言い伝えられていることを歌ってるのがいい
この時は完璧を貫いているイサベラは歌い方までもが完璧でまさに「お姫様」。日本語版も英語版も歌い方が昔のディズニープリンセスのようだった(今は強いプリンセスが増えているので)。
その後のマドリガル(独立した2つ以上のメロディを並行して演奏する技法かつミラベルたちのファミリーネーム)で曲が進行する時、ドロレスとイサベラの長女組は「私の夢が叶う日は来ないかもしれない、でもいいの」「I'm fine」って歌っててやっぱりお姉ちゃんなんだなと 自分より家族の事を優先して「私は大丈夫よ」と強がるの 本当に健気で可哀想で愛おしい 最終的にドロレスは想い人と結ばれ、イサベラは好きな花を好きに咲かせることが出来て本当によかった
ちなみに秘密のブルーノではミラベルの母親(ブルーノの兄弟)は夫と共に歌ってないって知ってた?彼女はブルーノを愛しているから彼を貶すような歌は歌えなかったんだと思っている あと幼すぎてブルーノの事を知らないアントニオも歌ってないよ
個人的には最初の家族紹介もめちゃくちゃ好きなんだよね みんなキャラ立ってるから覚えやすいしリズムが癖になる 正直全部いいんだけどさ
曲として1番好きなのは秘密のブルーノかもしれないけどストーリー的に1番好きなのは本当のわたしなんだよね 最初は突然咲いたサボテンに困惑を覚えながらも完璧な姿を出来るだけ崩さないように歌っていたのに、「あるがままで いいのなら」って歌詞あたりから力強い歌い方に変わっていって、ミラベルに「ぐんぐん想い育てて 羽ばたけたら素敵」って教えて貰ったことで完全に吹っ切れて、咲かせる花も歌も全部あるがままの、思うがままの、好きなもので埋めつくしていて素敵だった
粉が出る花を沢山弾けさせて完璧だった黒髪や紫のドレスを色とりどりに染めていくのがイサベラの決意を表していたんだと思う
実はイサベラ、ミラベルに「羽ばたけたら素敵」って言われるまで彼女の目をちゃんと見てないんですよ 強いて言うなら「美しさより真実が欲しい」って言った時にチラッと見たんですけどすぐに視線を外しちゃってたのでミラベルの事をちゃんと見たのはあそこが初めてだと思う
その後の「そうよ空高く飛び出していこう」って歌詞のところ、常にメロディを歌うイサベラの唯一のハモりなんですよね 常に自分中心で(根底には家族がいたけれど)過ごしてきた彼女が「主人公は私だけじゃない」って認めた瞬間みたいでめちゃくちゃ好き
それとミラベルがイサベラを説得する(語りかける?)歌のメロディ、秘密のブルーノでイサベラが歌ってたメロディと全く一緒なんだよね ここなんでそうしたのか分からないけど 妹が姉のメロディを踏襲してるってことなのかな
あとこれは英語版のコメント欄見てて知ったんだけど、長女組が「でもいいの」って歌ったあと、みんなで「触れちゃダメブルーノ」って歌うはずなのにそこ2人は歌ってないらしい ガチで????