主人公が母の死を受け入れ、新しい母を受け入れるまでの心象風景
を描いたファンタジーで主人公以外認識できず記憶もできないところもとなりのトトロに通じるなーと
#君たちはどう生きるか
母からのメッセージ入りの「君たちはどう生きるか」の本を見つけて読んで涙するシーンまでは多少奇妙なシーンはあれども現実世界のお話よね
以降、夏子が行方不明になり一気にファンタジー世界へと突入するわけだけど、結局は、母の死を受け入れ、夏子を母と受け入れるまでを描いてる訳で、非現実的な描写の数々も受け入れがたい現実から逃避したい心情の現れなのかなーと
終盤で空想世界を継いで欲しいと迫られて、自ら選択する前に大王がぶち壊して世界が壊れてしまうのジブリの終焉そのものなのか
しかし、こんな何度も鳥フンだらけになる映画あった?夏子さんが終始色っぽいせいで、夏子さんの顔にインコのフンがかかるの狙ってやってる?って笑ってしまった
ラストの東京に戻るシーンの妙な静けさというか違和感で、冒険は全て主人公の空想にすぎなかったんだなぁと確信した
妙に頭だけが大きい妖怪じみたおばあ達も実際は人形が本来の姿だったのでは?実際に屋敷に存在したのはタバコ吸ってた爺さんや序盤の運転手の人くらいなのかな