8章のアッシュと強弱さんのこといくらでも喋れるから喋るやつ(普段表で喋ってることと大差ないので読まなくていいです)
8章25話のアッシュからグレイへの感情、誤解を恐れずに言うけどまぎれもなく「愛」ですし、ここでアッシュが言った言葉がちゃんとグレイに届いていてビリーくんを助けに行く後押しをする構図になったのを""理解""した強弱推しの私は泣いちゃうワケ。つい先日ペアトーク3つ目の質問に爆弾をご用意されたので、もうこんなのは「愛」です。異論は認めません。
序盤で結構酷い目に遭わされて「次会ったら覚悟しとけよ💢」って感じだったのに、その後おじとスパーリングして健康的に(?)ストレス発散していたので「こっちのエベレストもアンガーマネジメントできてるじゃん!」と思って感心しました(プライド高い高~いのことをエベレストって呼ぶのやめろ)。拳をぶつける相手に(気軽に誘えるオスカーじゃなくて)「珍しく」ジェイを誘ってるの、手加減しなくても受け止めてくれるってわかってるからだよね。「アッシュのためにも負けてやらない」と思って「格上」であることを見せつけてやるジェイはカッコいいな。
グレイに電話かけてくるところもたまんないよね、淡々と説明してたけどこれを知ったときどんな気持ちだったんだろう。「あいつは研究のためにお前を利用したんだ」「······あいつは信用できねぇ。わかったか、ギーク」このへんが、なんか、もう······愛······。
アッシュはビリーに対して「金に目がくらんだ」って言って怒ったけど、「なぜお金が必要だったのか」まで考えが至らないのは、ビリーが日頃から「お金稼ぐの大好き! お小遣いチョーダイ!」って言ってるのを真に受けてたからなのかな~と思うとなんだか可愛いですね。ビリーについて「胡散臭い」とは前から言っていましたが、ジェイと違って今回の事件が起こるまで特に疑ってはいなかったようで。良くも悪くも素直。
今回、ビリーくんが抱えてきた問題がチーム内に共有され受け入れられたことで、次の段階へ進めようになる関係性があると思うんです。ジェイ&ビリーの掘り下げなんてまさにこれから、探偵→8章と来たら私はここの関係性がどのように変化したか早く見たくてたまらないし、アッシュ&グレイの本格的な掘り下げもこれから始まるんじゃないかな。
性格や普段の振る舞いに原因があるとはいえ、根の真面目さや仲間思いなところを周りになかなか理解してもらえないアッシュを可哀想に思うこともあるんですけど、現時点では「読み手がそのことに自然と気づく」くらいを狙って書いてるんじゃないかな、と思っています。そうなるのはやはり、グレイさんの件があるから。グレイさんはアッシュのことが怖いので、彼が言葉や行動に込めた意図を汲み取ってあげられるほど冷静にはなれないし、ポジティブにもなれない。プリズンの最終話でも、ペアトーク最後の数行でも、アッシュの真心はグレイにうまく伝わらない。だから、グレイさんがある程度余裕をもって彼と向き合えるようにならないと、アッシュの心情にフォーカスしても関係性の発展にまでは至れないと思うし、ともすれば言い訳のように解釈されてしまうおそれもある。グレイさんが「本当の友達」という心の拠り所を得たことで、アッシュとの関係にも良い変化が起こることを期待しています。というか、序盤からずーーーーーーっと燻っているパイセンをそろそろ救ってあげてほしい。
特定の2人だけで関係性が完結することなく、ひとつの変化が呼び水となって様々な関係性を深めてくれるはずだと私は信じています。グレイとビリーがTRUE FRIENDになったからって、今後そっちばかりになってアッシュとグレイの関係性が深堀りしてもらえないなんてことは全くないと思います。
(感想漁ってるときにちょっとモヤることがあったから反論したくなって書きました)
自分で書いていてふと思ったんですけど、ドラマCDの「ネガ⇔ポジ騒動」、グレイさんが普段気づかずスルーしているアッシュのわかりづらい親切や心配や単に意地悪な言動をポジティブに解釈してしまうヤツだったらどうしましょう。ハァ~楽しみですね。
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