アシュヴァッターマンのバレンタイン
彼が私の想像を遥かに超えるやさしい人で私の情緒が追いつかない
こう、私もアシュくんについては少なからず妄想働かせてて、でも何と言うか補正と言うか「公式のアシュヴァッターマンはもっと苛烈で己にも他人にも厳しい人だよな~」って思う部分が無いでもなかったんですけど。
いや、なんだあれ。
やさしい。めっちゃやさしい。
まって君戦闘で「ブッッッ潰れて死に晒せコラァ!!!!!」とか叫んでるその口からいつもそんなやさしい声でぐだに話しかけてんの?????は?????
お返しを半日?くらい悩んでくれたのもやさしい。パールさんに相談したって言うのがもうやさしい。
アシュくん的にパールさんに相談するのってめちゃくちゃハードル高いと言うか、普段なら「こんな些細なことでパールヴァティー様のお手を煩わせるわけには……!」って考えそうじゃないですか。
でも、なりゆきはわかりませんけど、最終的にパールさんに相談して助言を仰いだんですよね。アシュくんは。
それは、あれだけ「何か渡せばいいんだろ?」って雑な物言いしてたのと裏腹に、彼にとって「マスターに喜ばれる贈り物をする」ってのがめちゃくちゃ重要事項だったってことじゃないですか。
マジ……まじ……お前……(顔を覆う)
助言がどの程度のものだったかはわかりませんが(ホットチョコレートは多分パールさんの案でしょうが!)、それでいざ話をするのに、「ぐだの話を聞く」スタンスなのもやさしい。
サーヴァントの話を聞く、とかサーヴァントとぐだで意見を言い合う、話し合う、みたいなのはよく見掛けますけど、「ぐだから身の上話を聞き出す」サーヴァントって珍しくないですか?
しかも「嫌いなもの」って、すごくぐだが吐露しづらそうなところに自然に切り込んでるのすごい。
LB5のマンドリカルドくんくらいの踏み込み方じゃないですかこれ?踏み込んでる場所と深みはちょっと違いますけれど。
しかもその「嫌悪」の感情を、肯定しながらも「時には抑える必要性」も説くんですよね。
普段おまえと共に怒ってやる!って言う彼だからこそ、感情を垂れ流すのではなくメリハリをつけると言うか、抑える時は抑えて、でも吐き出す時は吐き出していいんだと伝えてくれている……。やさしい……。
なんでこの人こんなかっこよくてやさしいの?……って思うんですけど、幕間見る限り、きっとカルデアに喚ばれてぐだをマスターとして生きる今が彼にとってすごくかけがえのない日々で、だからこそ彼もぐだの本音や根幹に誠心誠意で接してるんだろうなあ。
でもそんなやさしさかっこよさを見せつけておいて最後のパールさんにマジで頭が上がらない可愛いところ見せてくるの公式があざといです。大好き。
パールさん的に、今回は贈り物に慣れてない彼だから助言したけど、次はアシュくんが最初から最後までアシュくんなりに考えた贈り物をしてほしいんでしょうね。
きっとぐだはそれを心から喜んでくれるのもわかっているので。