本誌206話。ああぁ…重いなぁ……。以下追記。
芝居小屋を貸し切るとか鯉登くんどんだけお金持ちなの。その旅費はパパンが持たせてくれたの?
上映会の和やかな場面に当たり前にいるヴァッさんにもう大して違和感が無くなってきたぞ。満足な出来かい?よかったねえヴァッさん!
ここでまさかリパさんのお母さんが出てくると誰が予想したよ~!!!!!
ああぁ……。リパさんそっくりだね。見た目もだけど中身もきっとお母さんからたくさん受け継いでるんだろうな。ウイルクと美男美女夫婦だな~。
でもこのあとお母さんは病死?したんだっけ。そしてウイルクのリパさんへの教育が始まって、金塊強奪事件が起こって父親の事も死んだとリパさんは思い続けて。かと思ったら今さら金塊だの人皮だのアイヌ民族を守るだの急に背負わされて、重い…重いよぉ……。
リパさんがその重いものを自分から抱え込む覚悟を決めかけてるのが辛い。まだ人を殺すことに対して揺らいでいるのが救い。確かにもう何も知らなかった頃に戻れないんだろうけど、リパさんには最後まで自分の手を汚すことはしてほしくないな…。
「私の為じゃなく自分の為だろう」と問い詰められた杉元が思いのほか冷静に、あっさりと、その事を認めたのがちょっと意外だった。もっと修羅場るかと思ったから…良かったほんとに……。
網走で聞いたウイルクの話も、ここまで黙ってたとは言え包み隠さずリパさんに伝えて、その上で自分はこう思うって事も全部話して、まっすぐな男だなあ…。杉元はリパさんに対して自分の望むように動いて貰う為に、都合のいい部分しか言わないとか、こじれそうな部分は隠すとか、誤魔化して嘘をついたりするのかなと思ってたからさ…。誰かさんみたいに。誰かさんみたいに……!!!(187話「杉元の好物は鮟鱇鍋事件」参照)
今後の展開はとても怖いけど、二人が決別する可能性も少なからずあるけど、杉元が本心をリパさんに言ってくれたことは凄くホッとした。どうにかこのまま二人にはずっと相棒のままでいてほしいな。網走後みたいな物理的な別れも辛いけど、精神面でお別れするのはほんと勘弁してください…!!!