FGO ~惑う鳴鳳荘の考察~
わかりづらい部分が多いので、シナリオ内の時系列やイベントを考察しました。再掲も含めて推測が多いですが、「あるマスターの考察」として楽しんで頂ければ。
【ネタバレあり】
#FGO
●特異点発見&依頼
@第2節イントロダクション
・ロマニが特異点の解決策として、紫式部に映画の撮影を依頼
※ロマニは第7特異点~終局前の夢の中との見解あり
●脚本執筆
・紫式部が脚本を執筆
・時間がなかったので温めていた「源氏物語の変奏」をベースにする
・ただし、随筆や小説、戯曲と映画は似て非なるものであることは認識しており、本当にこれで良いのか……との想いがあった
・そこで思い付いたのが「裏側も含め撮れるだけ撮り、それを編集して映画にする方式」である。※以降、編集映画方式とする
・英霊という一流の人物達を自分の考えた舞台に配置し、後は彼らのアドリブで映画を創ってもらうのである。
・映画のテーマ「演じること」もこの段階から考えており、役者が自分が演じる人物を理解し、自発的に動いてもらうために敢えて脚本を残さず退場することを計画した
・カルデアのメンバーが演じやすいように、出演者を彼らに寄せて書いた(当て書き)
●出演依頼
@イントロダクション
・メンバーに出演を依頼する
・最後の難役を新茶に依頼する
・編集映画を裏で操る難役として新茶を抜擢した
・新茶に詳細を説明する前に「演じることが主題」と発言している
・脚本どおりに撮影する予定なら「演じることが主題」ではなく「源氏物語の変奏」と言うのではないか?
・したがって、編集映画方式を新茶と一緒に考えた可能性は低いと考える
●撮影開始
@鳴鳳荘殺人事件 序
・紫式部は以蔵さんのリテイクの多さに、このままでは間に合わないと判断し、彼を外すことを決意する
・シナリオは修正していない
●バーソロミュー登場
@イントロダクション
・たまたま現れた記憶喪失の彼を以蔵さんの代役(記憶喪失で難しい役)にあてる
・新茶はこの時点で彼の真名を看破
※その理由付けとして、バーソロミューは特定されやすい格好をしている
●紫式部退場~撮影続行
@アクシデント~ラッシュ
・新茶が撮影助手として裏で撮影をコントロール
・記憶喪失で不確定要素であるバーソロミューは、死因である銃声(やむなく大砲の音)で記憶を取り戻させ、ファラオと相討ちさせることに成功
※大砲を提案したのは龍馬なので、新茶が関わっておらず推測の要素が強い
・新茶もダメ押しでマシンガンを提案→即却下されてるので真名は看破していたと推測
・アーラシュが千里眼を使用できないことにしたのは、撮影の状況を知ったから?
※ロマニのクロスオーバーを知ったからとの説もあり
・アンデルセンが紫式部の結末をバッドエンドと言ったのはおそらく、悲劇的な話を得意とする彼こそが「バッドエンドを想像してしまった」から
・それぞれの考察した結末はそれぞれの願望?
●犯人特定
@ラッシュ
・名探偵でも作家でもなく、新茶という人物を知らないロマニが、彼が真犯人でなく紫式部の原案であること、編集映画を考えていることを看破!!(胸熱①)
「聞いてくれるかい?
まあ、それこそ釈迦に説法だろうけど。」
裏方として誰よりも映画のことを、みんなのことを観ていたロマニだからこその名場面!
・黙っている代わりにマシュの願いを叶える映画とするよう裏取引をする
・映画をより良くというマシュの願いが愛=人類悪、裏取引が必要悪の対比?
●撮影再開
@甦る鳴鳳荘殺人事件
・新茶は紫式部やロマニの名前は一切出さず、編集映画方式を提案!!(胸熱②)
みんなを騙していたことになる紫式部の名前は出さず、自分を全て悪者にした上で全員の妥協点となるストーリーを提案。ただし、自分だけのアイデアではないことは「合作」と発言してきちんと配慮!
●鳴鳳荘殺人事件 破・急
・バルガスとサラザールの死に意味を持たせる
・ガルシアにミゲルの手紙を見つける見せ場?
・以蔵さんの解釈違いを相討ちで解消
・エリスとガブリエラの関係を組み込む
・イシドロをクローザーとして活躍させる
・ガブリエラを一番愛していたのはミゲル
※アーラシュが怪しいのと、サリエリの希望をどう取り込んでいるのかが不明
●エンディング
・名前も正体も知らないまま、トロフィーを獲得し、最後に出会えるはずのない出会いを喜ぶ二人
・「その後」を観られない覚悟をしているロマニに、ifを残して映画は終わる
●雑感
・作家陣とホームズは真相に気づいていたが、野暮なので口を出さなかった可能性が高い
・「惑う新人俳優たち」とそれを裏で操る新茶……俳優=スターだから、「小惑星の力学」ってことですか?
・今回の新茶とロマニの関係って、お互いを知らない所からスタートした亜種特異点での新茶とマスターの関係のオマージュ?
・「お前が犯人だ」で作家陣に敗北した新宿と、紫式部(作家)をかばい犯人になることで主役を射止めた鳴鳳荘