FGO2部4章クリアしたので記念に感想とかネタバレ満載のメモ。ただのメモです。インド神話やインド神様が好きなオタクが書き散らかしただけなので、もう少し気持ちが落ち着いたらまとめなおすね…読みたい方はクリア後に。
FGO2部4章クリアしたので記念にインドみある感想とかまとめ。クリア後お読みください。
FGOは4章プレイするためにここまで進めてきたというのもあるので、クリア後喪失感半端ないんですけど新鯖にはマハーバーラタの!あの!アシュヴァッターマンさんが!やってきたので!!!いつか彼を幣カルデアにお迎えできる日を夢見てこれからもFGOに勤しもうと思います。
感想はもう、尊い、全部マジ尊い、てかんじなのですけど。ほぼすべての節で号泣。
キャラは。もう、マジ天国でした。
神話の世界にラクシュミー・バーイーという史実をぶち込むことで抑止力としたか!抑止力だな!インドのジャンヌだしな!顔もジャンヌだ!ラクシュミー・バーイーは狙撃の名手だったらしいぞ。
英国統治時代にインドに何が起こったのか、知りたい人は調べてみると面白いよ。 めちゃくちゃ英国えげつないから。その後もインドの独立阻むためにいろいろやってるから。
そしてガネーシャ様が!最高にかわいい!(cccやってないのでWebで得た知識のジナコさんしか知らないけどごめんおなかのおにくがめっちゃかわいいな!)
障害を取り除く神(ヴィグネーシュヴァラ)とも言いますが、甘いものがだいすきで、手に持っているのは甘いお団子、モーダカです。米粉や小麦粉の皮にココナッツの餡を入れて蒸したもの。小麦粉の皮で油で揚げたものもあるんですけど、どっちも超高カロリー!
なぜなら!白い蒸し団子のほうも!食べるときに!熱々のバター油をたーっぷりとかけるからです!!!!
そしていつもおこおこしてる!赤い!アシュヴァッターマンさーん!!!なんて好みのイッケメーン!!!すき!!!!原典から大好きでした!シヴァ様の戦闘バージョンであるバイラヴァの化身!アルジュナの師匠ドローナの息子。神の武器をつかえる最強の戦士。
んで、アスクレピオス様は私が蛇信仰に興味を持ったきっかけでもあるありがたい神様なのでほんとすき大好き!!杖に絡む蛇最高!!もっと顔みせて!!!隠さないで!!!
そしてそこでイケオジスキーな私にウィリアム・テルさんを与えますか?与えていいんですか???フウゥゥーーー4章マジ天国
ちなみにテルさんは宝具4になったよ!!どんだけ!あとラクシュミー・バーイーさんもきました!
幣カルデアにはラーマ様がいるので、始終ラーマ様に出ていただいたので臨場感溢れておりました。
ラーマーヤナ大好きです、でも公式(原典)が地雷なので(最終巻の7巻がガチ地雷、ラーマ様とシーター様を不幸にするのやめてもらえますか!解釈違いです!)えふごでラーマ様がラーマ君として明るく過ごしていただくのがほんともう尊いです。はやくシーター様とあわせてください。ゲームの中くらい幸せにしてあげてください。
あのですね、ラーマ様が弓になったら星5確実なんですよ。むしろ神なのでラーマ様に本調子ださせてあげてください。
そしてそして!アアアーー!いけません!キャプテン!!!あなたの正体はネモ船長だったんですね!!超インド!!!
空想樹の目前まできて!ここでまさかの追いインド!!!!
わたしこれでもナディアをリアタイでみてました。いにしえのオタクなので!ごきげんよう!!おひさしぶりです!!もちろん原作も大好きですよノーチラス号。めっちゃすき。何度読んだことか。
まさかあの乳海を!いろんなよくわからんエキスが溶け込んでいてシヴァが解毒してないぽい毒海の乳海を!ちょっとぴりぴりくらいで渡ってしまうとは!!!!!
さすがです船長!!一生ついていきます!!!実装はよ!
ああ、それにペペさん、哪吒さん、もうね…語りだしたらとまらない。
もう!4章だけでいったい石がいくつあればいいんですか!もう!私の石(ライフ)はゼロよ!!!!
真面目な話、お医者様の神であるアスクレピオス様と病気を治す治癒神でもある恵み深いシヴァ様の関係を蛇信仰に絡めて調べていた時期もあったので、シヴァみあふれる敵鯖にほんとうに感謝、スマホを祭壇に飾って拝みたい。
世界観については以前ツイートした内容でおおよそ当たってた。ユガという繰り返す時間の環の中で来世があることを信じる人々が慎ましく暮す…もうね、2章でトラウマになったんで正直キツいんですけど仕方ないです。インドの輪廻思想とはちょっと違うけど、輪廻はそういうもんなんで。知ってた。
しかしほんとツラいんで、この手の民にかわいい子供を使わないでくれますかもう2章でトラウマになったんでつらいしんどい…あとマシュそれはないわ。(まがお)(今後が不安)
あと、大奥でカーマ様が1人ぼっちで暴走するってことは、奥様のラティがいないということ。シヴァ様に燃やされたあとのカーマ様が、ラティの夫(クリシュナの息子)として転生できなかったということは、あのカーマ様はクリシュナ様がいない世界線。つまりマハーバーラタの大戦の前後になにか起こっている。これも当たってた。
しかしアルジュナオルタが神かーー!すべての神々を吸収しちゃったかー!ってのは驚いた。
なんなの?ブラフマーでヴィシュヌでシヴァで三位一体しちゃったってこと?
ラクシュミーとか、メジャーな神様たち全部吸収しちゃったってこと?超!シャクティ!!!!
角はえてるし神だけじゃなくてあなた魔族のアスラたちも吸収したでしょ!その尻尾は!ヴリトラね!!あるいはヴィシュヌの寝床のアナンタか。 そういえばヴィシュヌの化身のマツヤにも角があったね(うろおぼえ)
でも、それは…。いかにもそれはインドみあふれるかんじの解釈かもしれない。
ヒンドゥー教は多神教といわれているけど実際は一神教みもあって、クリシュナ信仰とかシヴァ信仰とかはもうクリシュナ教、シヴァ教といっていいくらい一神教的な要素がつよーい宗派もあったりする。(バーガヴァタ派とか)そもそものヒンドゥー教の成り立ちが、インドラなどのアーリア系(バラモン教の)リグ・ヴェーダ系の古代神の力や、土着の神々の力をヴィシュヌやシヴァが吸収していったということもあるので。
それぞれの神々が独立していたり関係していたり同一視されていたりする側面もあるので、バサジュナが神になり神々のパゥワーを自分に取り込んでいったというのは、いかにもヒンドゥー教みある感じともとれる。
あと、追記すると。ヒンドゥー教の根底に流れるインド哲学の思想、古代インドの聖典『リグ・ヴェーダ』から派生したウパニシャッドとかの様々な思想には「梵我一如」っていうのがあって。梵=ブラフマン、と我=アートマン、は同じってこと。
簡単にざっくりいうと、世界や宇宙を形作る何かと、自我というか個というか自分的な何かは、実は同じなのだよという思想。世界も自分も、本来はすべては一つなのだよ。というかんじ。
なので、個である自分ではなく神々をどんどん取り込んでいくジュナオさんは、この思想どおりの姿に物理的に近づこうとしていたのかもしれないとも思った。
エラーを取り除いた正しい世界を目指したのかもしれないけれども、それは最終的に個が全となり、一つに集約していくことでもあり、理論上はいいかもだけど、物理でそれをやられるとつまりプララヤする。詰む。ということか。
ほんで、アルジュナ。
アルジュナはマハーバーラタの英雄で、前半は蛇族の嫁もらったり森を焼いたり女装したりとけっこう面白いんだけど、後半では大戦争で、息子は惨殺され、ライバルなカルナも卑怯な方法で殺し、尊敬すべき身内も殺すことになり、超鬱展開でかなりきつい。そしてみんな最後は死ぬ。(死んで天界にのぼる)
ちなみにアルジュナは友人であるヤーダヴァ族のクリシュナ王に諭されて、役割を果たすために戦争をすることを決める。このシーンは「バガヴァッド・ギーター」といわれヒンドゥー教で最も有名な聖典。
で。えふご4章ではこのへんがどういう解釈になったのかdkdkしてた。
ヒンドゥー教は生きている宗教で、現在でも信仰している人が9億人以上いる。そんな宗教をどこまで解釈してエンタメにぶちこんでくるか。 クリシュナ様=ヴィシュヌ様でヒンドゥー教の最高神なのですけどどうするの?と。
そしたら、アルジュナさんあなた…(絶句)(号泣)
ねえ、アルジュナさん、どうやってクリシュナ様のパゥワーを手に入れたの?? どうやって取り込んだのよ。
たぶん、あの戦争の後に真っ先にクリシュナ様を○したね??そのあと様々な神様と合一していったんだろうとおもうけど。クリシュナ様の力がないとそんなチートなこと無理だよね…。
ていうよりアルジュナが「私が神」なのでクリシュナの教えは必要ないってことでしょうな…
ていうか私がクリシュナでもある。と。クリシュナを取り込んだということはそういうことなんでしょうな…うわぁあ
まあなんという大胆な解釈を…
原典だとアルジュナ×カルナよりもアルジュナ×クリシュナの関係のほうが強くて超仲良しだったはずなんですよ。一緒に森焼いてるし。前世から濃いつながりがある二人なのね。実際従兄弟だし。義理の兄だし。その片割れを殺したか…魂の片割れを…アルジュナよ…
クリシュナではなく…自らが神となるために…彼から力を奪ったのか…うわあツラい…どれほどの覚悟か。
世界をたった1人で背負うつもりだったのか。
でもでも、「この世界に生まれたからには与えられた役割を果たせ。使命を果たせ」というのがクリシュナの教えだとしたら、アルジュナは忠実に従ったともとれる。「この世界を正しくするために、私はあなたを殺し力を手に入れる。これが私の使命だ」と。
だとしたらほんとつらいしアルジュナがんばった。壊れちゃったけどがんばった。そして彼を救うお兄ちゃんカルナ…(書きながら号泣)
あと、神なクリシュナ様をどうやってアルジュナが取り込んだ、つまり殺したのかと考えると、圧倒的にクリシュナ様が実力的に上なので、アルジュナには到底無理なのですよ。てことはクリシュナ様がすすんで力を渡したとも考えられるよね。だったらあなたが世界を救ってみなさい。と。愛する友の願いだからと。全てを受け入れた上で。あああああクリシュナ様やっぱ神や…
幣カルデアにはアルジュナさんいないので、幕間に登場するというアルジュナの別の側面の黒ちゃん(クリシュナ)のことはいろいろ調べたんだけども。
(あ、クリシュナってのはもともとは「黒」って意味で、英雄で神なクリシュナ様のほかにも、アルジュナさんもたまにクリシュナって呼ばれてます)
私は黒ちゃんが悪だとは思えなくて。正義感あり英雄たらんことをめざしたアルジュナと黒ちゃんはどっちも同じなんだろうと思うといろいろまた辛い。
読み手側でいろいろな受け取り方ができるのがコンテンツの醍醐味だったりするので、このへんは人によって解釈は違うのだろうけれども。私は楽しめたですはい。(しんどいけどすごくすき)
えふごではクリシュナとアルジュナより、アルジュナとカルナの関係のほうに重きを置いているんだけど、これはクリシュナという現在も信仰されている「神」をキャラとして登場させないという点では、ある意味配慮なのかもしれん…と思いつつ。
とかいいつつパールヴァティー様もガネーシャ様も登場したので、いまにシヴァ様やヴィシュヌ様など化身ではないヒンドゥー教の神様も登場するかもしれないことを楽しみにしつつ。
ひとつ気になるとすれば、時系列とか歴史がこの異聞帯ではどういう解釈だったのかということ。神話という解釈だとしたらこまけぇことはいいのかな。細かいこと言い出すとマハーバーラタの元ネタになったらしい戦争の時期と叙事詩として形ができた時代に何世紀分もすげえ間があるとか、ラーマーヤナのほうがマハーバーラタより古いぽいとか。 ちなみにシヴァやヴィシュヌへの信仰が盛り上がったのは紀元後だったりクリシュナも様々な要素をあつめ作られた英雄だったりするけれども。
まあでも、そういうこまけぇことはいいんですよ!!!!インドだし!ユガが数日単位でまわってる世界ですから!ユガが数日とか!マハーユガきたらどんだけ!!!!それに!ロストベルト!だから!!!!そもそもあの世界では我々の世界は漂白されてるんで!!!
ヒンドゥー教の聖典というもの自体が、解釈次第では壮大な規模の二次創作コンテンツ群のようなものだとも言えるので、あんま深く考えると大変です。
マハーバーラタやラーマーヤナも、インド全土で一体いくつの派生バージョンがあるとお思いで?同じ神の記述が聖典によってどれほど違うか。だいたい宇宙の成り立ちについてもいくつもの話があるような世界なので、それがインドと思うしかないです。すごインド。
私はエンタメ系コンテンツはコンテンツとして楽しめるし、キャラに萌えることができるので、「ああ、こういう解釈か」と思えば別にオッケーです。ほんと。こういうの大好き。 ありがとう!!!!!
この世はヴィシュヌのマーヤー(幻力)。すべてはヴィシュヌの夢にすぎないのですよ。
長々とスミマセン。また書き足りてないこと山ほどあるけどとりあえず今日はこのへんで。