#トゥルーエンディング を観たので、中途半端ですが感想を伏せますね。とりあえず永夢先生がエンドロール、つまり本編より映画より更に未来にちゃんと医者に、しかも小児科医になっていたのがとても嬉しかった。
飛彩先生のVR空間でのバカ親っぷり、第一報を聞いたときは小姫さんとの未来に確実に有り得たはずの姿だと思ったから、奥さんが小姫さんじゃなくて朱美さんで一瞬んんんってなったけど、改めて考えたらあのVR空間を作ったのは朱美さんの旦那さんである南雲さんであって、南雲さんは自分の妻がどこぞの馬の骨を貴方と呼び、自分の娘がどこぞの馬の骨をパパと呼び、自分の存在なんて塵ほども覚えてすらいないことを、それが娘の幸せのためならばと選択したんだなーと思うと色々とつらくなりました。
あと飛彩先生はもう、世界一のドクターを選んでしまった時点で、バカ親になるチャンスは永久に放棄してるんだろうな……作り話でも役割でも、愛する妻と子供と一緒に学校行事に参加して、大きなカメラ構えて子供のシャッターチャンスを狙って(失敗したけど)、ママお手製のお弁当を一緒に食べるっていう経験がね、できてよかったね。それこそ徒競走してピッツァ食べたまどかちゃんみたいに。
大我先生も、医師免許=先生と呼ばれる権利を剥奪されている大我先生が、VR空間では学校の先生ですよ……ニコちゃんみたいなクラスのボスキャラみたいな子に懐かれてるから休み時間とか絶対に群がられてる……
大我先生とニコちゃんの関係って、ニコちゃんが花嫁だった場合の大我先生が、花婿・バージンロードの隣・招待客・そもそも式場に出向かない、とか色々あってそのどれもが魅力的だと思うんですが、あのエンドロールの大我先生の笑顔の性質が……とても……花婿っぽさ8割突破感……
花家ゲーム病クリニックということで、ポスターを見る限りではふたりで病院を切り盛りしていくんだろうけど、その片割れのニコちゃんがバイトなら、多分今後看護学校なり医大なりに入るんだろうな。元々ゲーマーM憎しで年収1億達成するほどの負けず嫌いだから、大我先生に出来て自分に出来ないことがあまりに多すぎる環境っていうのは堪えると思う。これまでは患者と主治医だったけど、これからは同じ医療従事者だから。
そう、医療従事者。エンドロールで普通に九条先生がバグスターウイルスの論文を書いてて、ソルティワクチンとか言ってて、わーーーーーってなった。ゲーム病が病気として確立してしまった世界。クリニックって無免許の人間がつけていい施設名じゃないよね? そうなると大我先生も医師免許戻ってきたのかな。
カメラがたまに一人称になるのが面白かった。黎斗さんが永夢先生を連れ出してるように偽装するところとか、ムテキちゃんvsゲムデウスとか。