キャビン(2013):
山小屋に行った若者たちが怪奇現象に襲われる話。ホラーのお約束を儀式という形で意味を持たせるメタ話。結論から言えば合わなかったが、あのシーンの演出は圧巻。アベンジャーズのウェドンが脚本・製作
#感想記
メタなことやってるぜ感が露骨すぎてなんだか白けた。
説明しにくいが仮面ライダーディケイドのつまらなさに近い。
いろんな現象が入り乱れてるときだけ面白い、という意味でもね。
古き者が起きると世界が滅ぶなら、儀式が正しく理解されて形になるまで人類はどうやって存続したんですかね。
その辺が納得いかなくてもう駄目。
世界の危機を食い止めるためのなのに、組織の連中が漫然としすぎてるのでそりゃ世界滅ぶわ。
最後の2人の「人類は次の種に譲るべき」ってのだけ君らが決めないでくれと思うけど
生存=世界滅亡なら、彼らには世界を滅ぼす権利自体はあるとも思っている。
引き起こされる結果の意味を君らが勝手に決めないでくれって思うだけで。
若者たち=しょっちゅう作られてるホラー映画
組織の連中=ホラー映画制作スタッフ
神様=観客・批評家
最後の拳=お約束を見せろという非難
という暗喩と読み取る人もいるようで、そういわれるとそれっぽくは感じる。
だが感じるから面白くなることは別にない。ユーモアの感受性が足りないのかも。