旧劇エヴァでは劇場の観客を映して「気持ち、いいの?」ってテロップのせたり、ネット上の「庵野、死ね」という書き込みを映したり、作品のアイコンと化した綾波を斬首したり、かなり攻撃的な手段で「現実に戻れ、大人になれ」と突き離したけど、
シンエヴァではこれまで一緒にやってきた観客たち、オタクたちに対する大きな優しさというか、愛を感じた。“VOYAGER ~日付のない墓標~”の「私があなたと知り合えたことを 私があなたを愛してたことを 死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから」という歌詞とともにたくさんの人々が穏やかな顔で新しい世界に導かれていくくだりでは大泣きしてしまったんですが、そうやって優しく諭すように投げられるメッセージが「ちゃんと共同体に入ったり、ちゃんと人と関わり合ったりして、なんでもない毎日を生きていこうね」なのでウオ、ウオアアアアアア(宇部市内を走り回るオタク)