Good Byeスト読了後、ガストについて考える
Good Byeストをはじめ、これまでのメインスト、イベスト、カドスト、CDドラマパートやビーズログ収録内容にも触れています。
■ほぼ全部推測で語っています。正直公式から答えが出たときに読み返すことが恥ずかしいレベルです
■長いです
■またしばらくしたら考えが変わるかもしれません
今回のイベストを読んで思ったのは、ガストは子どものうちに感情を表に出すことができないまま、出し方を知らないままに大人になってしまったのかなぁ…ということ
ガストは8歳にして両親の離婚により実母とは疎遠(絶縁?)となり、まだ寂しい気持ちが残る中で新たな母とその母と父との間にできた妹の存在を受け入れなければならない状態を経験していることから、幼少期に甘えられたのは、きっと実母がいた頃までだろうなと思う
まだまだ甘えたい盛りでも、いきなり継母に甘えるなんてことができたとは思えないし、妹ができるとなっては、よりそんなことができる状況ではなかったと思う。それこそ両親と血の繋がった妹がいる中で、血の繋がらない自分の入る余地など無いと思ってしまってたのではないかなぁ
そんな調子で、甘えるどころか兄としてしっかりしなきゃって考えになってしまったりだとか、それこそ親から兄なんだからしっかりしろ、なんて言われてたとしたら、誰にもわがままなんて言えずに我慢して過ごすしかなかったのかなって。それこそ水辺では妹のことは守ってあげなきゃって感じのタイプ、と言ってたことから、そんな気持ちで接してたことが窺えるんですよね
ガストがこれまでに言ってたことが嘘ではないのなら、きっと妹のことは好きなはずなので、妹に優しくすること自体は嫌ではなかったと思うんだけど、それとは別にやっぱり両親に甘えたかったりわがまま言いたかったり、そんな気持ちはあったと思う
自分の感情には蓋をしたまま、達観したというか、周りから見たらしっかりした大人びた子どもになっていったのかなと。そしてそれ故に手のかからない、心配する必要がない子という印象になってしまって、より周りから気にかけられたり甘やかされる機会は減っていたと予想できてしまう…可哀想
不良として街に繰り出すようになったのは具体的にいつ頃からなのかはわからないけど、たぶんそのときには感情の出し方、ぶつけ方なんて忘れちゃってたのかな
この辺りは妄想とか推測満載なんですけど、以前のビズログのパトロールトークで、ガストがアカデミーに籍置いてることが明らかになったとき、ガスト「ずっと遊び惚けて通ってなかった」って言ってて、その理由一体なんなのかなってずっと気になってるんですよね
自分の意思で入りたいと思ったならそれなりにやることはやるだろうと思うんだけど、そうじゃない、であれば誰かに入れられた?と私は考えてしまっていて、父に入学させられた可能性、あるのかなって考えてます
ガストが父や軍に興味ないと言いつつ、所持品や愛用している銃にAIR FORCEの文字が入っているのもずっと気になってて、そもそもヒーロースーツがミリタリーなのも気になるんですよね。ガスト、本当は軍好きなんじゃないか??って思っちゃうんですよ
そして2部3章でハーヴィーの話を聞いたらさぁ、ガストを自分がなれなかったヒーローにさせようとしてもおかしくはないかなって、ガストは本当は空軍行きたかったのに、その意思を無視してアカデミーに入れた可能性あるのかなって考えてます
それならアカデミーに入れられたことでガストが本格的にグレて、籍置いてるのに授業に出ない理由としても納得がいくなと思ってて、そこから伝説の不良は始まったのかなって
でもそれだとオスカーに不良になった理由を打ち明けてた時に言ってた、家に居づらいって部分と矛盾する。アカデミーなら寮に入れるから家に帰る必要ないし。う〜ん…やっぱりこの辺は推測で語るのは難しいですね、こんな考えもあるのか、くらいの感じで読んでもらえたらです
そして他にも気になるのが、ガストが不良のトップ取れるくらい強いこと、軍人の家系だからそういった心得があるとか、色んな想像はできるけど、ここでぶち込まれる今回のカドスト、勘弁してほしい本当に
Hierarchyっていうタイトルも気になるし、ジュードとアドラー家との関係、そして戦場というワード…
戦場…行ったのか…?って考えさせられてもしょうがないじゃんこんなスト…
そういやガスト、ガキの頃から体鍛えてたってどこかで言ってたなと思い出して、読み返してきたんですよガンスリンガーガストのカドスト、そこで
「まぁガキの頃からそこそこ鍛えてたのと、ちょっとヤンチャしてた時期もあったから、その辺のヤツよりは頑丈だと思う…」
って言ってるんですよね、ガスト
私記憶曖昧になってて、ガキの頃=不良時代と思ってたんですけど、違いました。不良時代より前から体鍛えてました。それが自主的なものだったのか、家訓的なものだったのか、それこそ戦場と関わってくるのかわからないんですけど、家出る前から鍛えてたのは明らかになった
さっきは不良になった頃には感情の出し方忘れてるんだろうなって書いたんですけど、たぶんガスト、暴力振るってる時は感情を露わにできるんですよね。温厚な顔から一変して怒りを露わにしてる表情とか、口調が荒くなるところは1部4章の時点で明らかですし。だから不良時代は喧嘩に明け暮れることで、色々な鬱憤を晴らしていたのかなぁと
先ほども話題に出したビズログパトロールトークで、アキラが「喧嘩してるときのガストってめちゃくちゃ迫力ある」って言ってて、それって普段は感情押し殺してるから、余計にそう見えるのかなって。それこそ、これまでにストーリーで描かれてきた不良時代のガストって、本当に感情を表に出さないんですよね、冷め切った口調と表情の印象が強いです。
そしてまた話が戻るんですけど、暴力が感情を伝える手段になってしまったのは何故?って考えて、違っていてほしいと思うんですが、父親とのコミュニケーションが暴力だった…とかなら嫌だなぁ………本当に……自分で言っといてあれだけど、違っていてほしい…それこそレオパパが言うにはハーヴィーいい奴っぽいし、そう信じたいので、うん、これは違う
あと改めて気になるのが、ガストがオズワルドの没年を記憶していること。ここは以前からも気になる人が多かった部分かと思います。ガストがまともにアカデミーに通っていなかったことがはっきりとした今、ここでまたハーヴィーがガストをヒーローにさせたかった説を持ち出すと、幼い頃からヒーローになるための教育をされていた可能性も考えられるかな、と。幼少期から叩き込まれたことなら、大人になってても覚えてたりしそうですよね
ただ、ガストを語る上で、エリオスの研究員だった実の母親の存在も欠かせないわけで、その点も考えると…もう何もわからない…ハーヴィーがヒーローにどんな感情を抱いているのかも、何で離婚したのかも……やっぱり推測だけで色々語るの難しいな…思考放棄します…
そしてガストの今後を考えてみると、ガストの一旦のゴールって感情をしっかり吐き出せるようになること、自分の感情に嘘をつかないこと、なのかなぁ
それを家族にぶつけるより前に、まずは周りの人たちに自分は感情を素直に出せていないことを知ってもらえるだけでも充分だと思う
ガストが感情を爆発させた時、個人的には子供のように大泣きしてくれて構わないんですけど、たぶん彼は歳下にはそういった姿は見せられない、というか、見せてくれなさそうだなって思っていて、そこでガストの子供らしい癇癪を受け止めてくれる相手として、ヴィクターがいてくれたなら嬉しいなって思います。
ガストってきっと歳下相手にはどうしたって兄貴風吹かせちゃうんですよね、ノースのメンバーにはそういった態度はやめろと言われてからは意識してるみたいですが、家庭で兄として過ごした時間や、弟分達に慕われていた不良時代で身についた彼の根からの気質はそう簡単には変えられないだろうなと
それに対して、歳上に対しては割と甘えられてる気がするんですよ、6章のキャンプでは1番歳上だからって理由でグレイにチームをまとめるのを任せようとしていたり、他にも歳上のメンターと関わっている時は素直に甘やかされている印象です。(ドラマパートの「今夜八時、あの場所で」では遠慮なくサーモン食べてたり、今回のGood Byeでも素直にオスカーに奢られていたりする。エリチャンではブラッドにも寿司奢ってもらってたし、キースからのダーツの誘いに嬉しそうにしてるところも年相応だったな)
というか今夜八時聞き返してたら、ここでも中身が成熟していることにがっつり触れられてるしんどい。そしてそれ故に悩みを抱えてそうって気づいてくれてるのがやっぱりガストより歳上の『大人』、なんですよね
だからきっとガストの感情を受け止める相手として、同じノースのレンやマリオンでは、きっとその役目は難しいのかもと思っていて、長いこと一緒にいたアキラは尚更、ガスト自身がカッコ悪いところ見せたくないって気持ちが強そうなのでより難しいかなと…
同年代や、歳下のメンバーが頼りないというわけではなくて、きっとガストは彼らより一枚上手で、心配させる隙を与えない、気づかせない感じがするんですよね。だから、そこに気づいて踏み込もうとするのはガストより歳上で大人であるメンバーになるのかなって思います。
同じチームにガストより10以上歳が離れたヴィクターがメンターとしているのにはきっと意味があると思っていて、それこそ『子供』のガストが『大人』にぶつけられなかった感情をぶつけられるようになることに意味があるのかなとも思っています。
だから、ガストが気を遣わなくていい、甘えていい対象として見ることができそうなヴィクターが、ガストの思いをまずは受け止めてくれたらいいなって思います。そこから徐々に同年代の子達にも頼ることができるようになればいいよ
先輩後輩の関係が好きな私としては、アキラにガストを導いてほしい気持ちも強いんですが、今でも自分を慕ってくれて、それこそ兄貴にするならガストがいい!とまで言ってくれてるアキラに対しては、幻滅されたくないって気持ちがより強いと思うんです。
ガストは周りが見て慕っているのは強くて頼れるかっこいい兄貴分な自分であるから、弱いところなんて見せられない、見せたら離れていってしまうかもしれない、それが怖いって思っていそうな気もしていて、自分を頼りにしてくれている人にほど、弱い部分を見せてくれなさそう
Good Byeストで、みんな家族と色々あったけど乗り越えていったって話してるとき、アキラが「じゃあいまだに不良なんてやってるアイツらには〜」って言ったときのガストの表情…あれがアキラの言葉を自分に対しての言葉として受け取っているように見えて、ガストは乗り越えたみんな、ではなくいまだに不良やってるアイツら側なんだろうな…と感じて悲しくなりました。きっとみんなの相談にのることはあっても、自分の話をすることは…なかったんだろうな
ガストって仲間とか居場所をすごく大事にしているじゃないですか。それがより色濃く出たのが今回のGood Byeストだと思います。気に入ってた思い出のたまり場(居場所)が荒らされた時、アキラとの表情、態度の違いがあまりにも対照的でびっくりしました。なんていうか、アキラが割と前向きだったことにもびっくりなんですが、そんなアキラとめちゃくちゃ残念そうにしてるガスト、ここの場面だけ見るとガストの方がだいぶ幼く見えませんか…?この描写のおかげで、ガストもまだ子供なんだって思うことができました。そしてそんな一面が出てしまうほど、「居場所」に執着しているのかと
なんかここまで書いて、どうまとめたらいいのかわからなくなってきたんですけど、ガストが感情を素直に出せる場所で、それを受け入れてくれる仲間(居場所)がHELIOSの中にできること、それが彼のヒーローとしての一歩になるのかな
ずっとずっと何もわからなくて、情報が出されるたびにこうして掻き回されるけど、それでもガストの幸せを願わずにはいられない。彼がヒーローとしての自分を愛して、心から笑ってくれることを信じて、続報を待ちます…。
もしここまで読んでくださった方…いらっしゃったらありがとうございます…!
まだまだ読み返したいストーリーなどなどたくさんあるので、公式から答えが出されるまでは、気の済むまでガストのことを考えようと思います。
そして司令の皆さんの考察や感想をたくさん見られる今この瞬間が…とっても楽しくて幸せです…!ありがとうございます!