FGO 2部4章 インド 感想
※ネタバレ有りの長文
「哪吒とかガネーシャさんとかアジャイとか」
既に5章オリュンポスが配信済みの昨今ではありますが、先日4章インドをクリアして久々に感想を書きたい欲が出たので書きました。私の感情を交えた拙い文章ですがあしからず。
全体的な感想としては、う~~~ん面白かったな~~~~~!!しかし、インドは今までの異聞帯と比べて精神的に来るものがものすごく多かった。
まず哪吒。哪吒はね~個人的にセイレムですごく好きになったんですよ!んで、中国でもノウムカルデアからの鯖第一号として一緒に旅して、インドも…。
インドの哪吒必要だった?なーんて言われるけど、めっちゃ要る!!必要だったかんな!!
哪吒は中国のサーヴァントだけど元々はインド出身。哪吒は暴れん坊の子供として産まれて、すぐに自害→転生してランサー哪吒になったみたいな感じなので、暴れん坊の黒いバーサーカー哪吒がインドに登場するのはある意味必然なのだな!掘り下げをしてくれるのは嬉しかった。
哪吒はね…不器用だけどマスター想いの良い子だし頼れる存在だったのよ…それがあんなにあっさりやられるなんて辛いわ…。しかし、バーサーカー哪吒がランサー哪吒を許せない理由も分かるし、父親の神性を埋め込まれて「こんなのは哪吒としておかしい」の意思でオーバーヒートするまで戦うって……黒くなっても、敵になっても、不器用だけどまっすぐな子だってのは変わらなくって…ううっ…哪吒…(泣)
…ところで、黒い哪吒の霊衣実装まだですか??
あぁ、マスターとしてあの汚物を見るような目で睨まれたい…。「哪吒ちゃ~んwww」みたいな態度でだる絡みしに行って「は?」みたいな表情を返されたいです……
次。ガネーシャさん。私はCCC未プレイなのでジナコとカルナさんの関係はネットで見かけた断片的な情報しか知りませんが…(最推し鯖がエリちゃんなのにCCC未プレイとか正気か??)
ガネーシャさん、良いキャラだったね……。疑似鯖だしネタ枠かと思ったけど全然ネタじゃなかった…というかネタに出来ない…。
神の空岩で何百年、何千年と耐えるシーン、ものすごく怖くなかったですか??私はものすごく怖かったです。
最初はゲーム三昧。平気だったけど次第に飽きてきて…何もしなくなって、できなくなって。自分の名前ってなんだったっけ。どうして誰もいないの!………………そして、発狂。
だれか たすけて ころして。
…私はここのシーンものすごく怖かったです。(大事な事なので2度言いました。)言うてジナコさんもガネーシャの神性が入ってるとは言え、感覚は普通の人のものじゃないですか。しかも私達みたいなオタク寄りの。自分をジナコの立場に置き換えて考えた場合、怖くて夜も眠れません。4にたくても4ねないまま、周りに誰もいないで何千年も生かされるって相当残酷な事だと思いますよ。アルジュナを弱らせるためとは言え、ぐだはよく容認できたなと思う。(状況的に他に手がなかったのだけれど。)
でも、ジナコが誰でもない自分を待っている人がいるという一心で耐え続けることが出来たのは本当にすごいと思う。
その前の、時間逆行に手を上げるシーンでカルナさんにマスターを頼むって言われたその言葉を信じて実行に移したのもね……。「あまり得意なコトとかない代わりに、せめて慣れたコトだけは人並みにやり遂げたい」っていうジナコのセリフ好き。
ガネーシャさん最後復活できて良かったと本当に思ったし、カルナさんと再会、またスーパーカルナさんも見れて良かった…。ジナコにはカルナさんと一緒に楽しく過ごしていて欲しいですね。
最後に、アジャイとマシュと今回の異聞帯について。
4章の一般人枠?はアーシャちゃん。びっくり!
そのパパであるアジャイさん。よそ者であるカルデアに対して気を許さないでいた一人でした。ぶっきらぼうで娘さんのアーシャちゃんに対しても厳しい一面を持つ厳格なお父さん。序盤はなかなか好きにはなれないキャラでしたが、終盤アーシャちゃんを守る為にカリに対して斧を降った姿はすごくカッコよかった…!
…でもね、アジャイは消されちゃうんですよ。「なかったこと」にされてしまいます。
ぺぺさんやマシュ、カルデアのみんなは今回の異聞帯の人が消されるという特徴について序盤から思うところがあった様子。私は正直、プレイヤー(第三者)なので序盤は「今回の異聞帯は人が消されるのか…そうか…」程度の感覚でしたが、アジャイが消された時に、私自身にとってもインド異聞帯のルールがすごく不快に思えました。言うなれば、「アルジュナに対して戦う理由」が主人公だけではなく、私自身にも芽生える事が出来たということです。(これって物語に感情輸入出来てるってことなのでFGOすごいな?ライターさんすごいな??)
それと、地味ですがマシュがアジャイが消されたのを察した時、マシュが崩れ落ちて悲しむシーンが印象に残りました。なんというか、何故かマシュが現実的に感じられて、「マシュは他人の人生に一喜一憂できる子なのは良い。でも、マシュは良い子に育ち過ぎた。異聞帯のルールに触れるのは彼女にとって辛すぎる。自分ではどうにもできなくて申し訳ない…」という感情を素で抱きました。(これも感情輸入出来てる証拠。FGOすごいわ。)
そしてクリア後に貰える礼装。アジャイ、アーシャとその家族。大家族だったんですね。びっくり!
…「びっくり!」じゃねぇよ!!なんだよこれは!
アジャイさん、笑ってる。本編では全然笑わなかったのに。家族が沢山いて、幸せだった。しかし怪我をしたのか、カリにやられたのかは分からないけど、一人一人、知らないうちにいつの間にか消えていて、思い出せなくて。だからアジャイは笑わない、笑えなかったのかなぁと考えると、とても辛い…。
まとめです。
感情のままに書いていたらなんだかマイナス感情まみれの感想になってしまいました。しかし、それだけ印象に残ったということです。
もちろんラーマくんやラクシュミー、アシュヴァッターマンの活躍や会話も良かったし、アルジュナvsスーパーカルナも熱かったよ!!決戦の1枚絵もカッコよかった。pakoさんの画力で殴っていく感じ好きです。
何はともあれ、4章インド面白かったです。ちょっと怖かったり、どうしようもない辛さを味わいながら人類史を取り戻していくのがFGO第2部の魅力ですね。