rtの素晴らしき考察を見て、終幕の光のシーンは私も原爆投下の日だと思ってたから、おお〜我も一緒じゃん?とかいうものすごく雑な話な。ちゃんと文章繋がってないのは勘弁。
刀ステの刀剣乱舞って、ちょっとゾッとするなと思った。
あのシーンの後、三人は切り離された空間へ飛んだ。飛んだ、と思っていたけれど、「実はそこでステ本丸が追う歴史」は終わっているんじゃないか?という仮説に辿り着いた。
蛇足っつか横道に逸れるけど、そもそも国、サーバーってなんなんだと。みんなで総叩きの方がいいだろうに、わざわざ戦力分散する意味あるか?
(三次元物理としての理屈は無視しとく)
改変したいポイントごとに政府(元締め、以下小政府)があって、闘っている修正主義者はみんな別の「小政府」の刀剣男士なんじゃないか?つまり、ステ本丸は日本敗戦をやり直したい小政府の本丸。だから光のシーン(原爆投下)で世界線が途切れる。
出陣先として行った時代は各小政府の持つ時間軸(パラレルワールド)であり、それらを総括している(傍観あるいは観戦してる)のがいわゆる我々が呼んでいる【政府】なんじゃないかと。
だから演練も同サーバーの審神者としかできない。他サーバーの審神者(刀剣男士)は歴史修正主義者だからーー
それに三日月宗近だけが気付いている。
「ならば、俺たちは何のために闘っているんだ?」
たった一振りで続くながい闘いの疲弊、弱音。ともたしかに聞こえるけれど、どちらかというと諦観や疑念の色が濃いと思った。
虚伝の初演と再演、細部が違う。他の話も詳細は絶対に史実と異なる(人間を刀剣が殺すなど)。なのに結果は同じ。そこから三日月宗近の「結果があっての歴史であり、それは経緯がどうあろうと変わらないのではないか?」という疑念の第一歩になってるんだよな。
私はこれまで刀剣乱舞の世界には正しい歴史の世界線(=人間が住んでる今、未来と同じ)と、本丸の空間しかないと思っていた。だから、正しい歴史、の中に現れる歴史修正主義者と闘っていると思い込んでいた。けれど、(考察の方が仰るように)正しい歴史の世界線なんてのはどこか全然別の場所にあって、我々はほかの小政府(サーバー)が作ろうとしている時間軸へ飛んで、他の歴史改変の妨害をしているのではないだろうか。何のためにって、そりゃ自サーバーの歴史改変を成功させるために。
各サーバーで改変したいポイント〜少なくとも2205年までの歴史は消失している仮説について。
理由1、単純に舞台で突如時空が飛んだから。
理由2、改変が成功したときその先の歴史がどう変わるか予測できないから。
理由3、改変ポイントだけを変えられる(=何もしなくても改変ポイントと2205年が繋がる)なら結いの目は不要であるから。
理由4、三日月宗近の台詞からの推察。
「未来へ繋いでくれ」
総合して政府が三日月宗近を残す理由。
(彼が政府として必要な理由は理由3から大前提とする。)
本当に危険なだけの存在なのであれば、いっそ本尊から顕現しないようにすればいいのに、また「あの三日月宗近」が顕現する可能性を残している。実際、虚伝再演でまた顕現している。
本当の歴史からすでに外れている各サーバーごとの世界線が望んだ歴史。その改変が成功したとき、改変した歴史と未来を繋ぐのは彼にしかできない。だから消せないのではなかろうか。
「未来へ繋いでくれ」というのは、単にそのまま、本丸を、日本の歴史を未来まで途切れず繋いでくれの意味だと思っていたけれど、なんか違うんじゃないかと思う。改変ポイントから先の未来は消されているとして、三日月宗近は各サーバーごとに改変されようとしているポイントと2205年ではなく、ステ本丸が改変を為さず「正しい歴史」にある未来と本丸を繋げたくて円環にいる。そのためには山姥切がジョ伝でつかんだ「円環を断ち切る術(あるいは力)」が必要なのでは。(円環を断ち切る力ってなんだろう)(虚伝で「まだ断ち切ることはできんか…」の台詞、まさかここにかかってる?)
おまけ。
…虚伝再演で、全く同じ刀剣たちなのに記憶がさっぱりなかったな。審神者も。もしかして本丸ってリサイクルされてないか…?
そしておなじく虚伝で小夜が「うちの本丸は厄介なことを押し付けられたようですね」って、もしかして…実は三日月宗近?