文劇2/23ハプニングとか。マチソワとも何かしらあってちょっとスリリングな1日でした(˘ω˘)
主に陳内さんが凄かったという話。
・マチネの白秋先生
オダサクの悪夢の場面で下手から出てくるのがやや遅れた白秋先生。いつもは立ち止まってオダサクを見下ろしながらの台詞が、歩み寄りながら語り掛ける形になりました。
でも落ち着いてじわりと前に出ながらの台詞、違和感なかったしなんなら逆に圧さえ感じたのであれはあれで(˘ω˘)
・ソワレ檀くん危機一髪
太宰の着物が上段から落ちてくるタイミングが数秒ずれた、のだけど、多分白秋先生(ラスボスのすがた)&檀くんコンビが息を合わせて頑張った。
白秋先生が檀くんを斬り付ける手数、もしかしたら1個減らしてたかな…?
この日のアフトでも言及がありましたが、この場面は劇3の魂となりてを丸々1曲流しており、曲の終わりと場面の終わりを合わせなくてはいけないので、何かあったときのリカバリーは結構大変だし焦るのではないかなと思うのですよね。
このときのお2人も、戦闘シーンだしまあまあ激しく動きながらの調整は大変だったのでは…。檀くんに至ってはほとんど視界を塞がれてるし。
しかし最後は綺麗に締めていてお見事でした。
(そして、今夜のハプニングよりもずっと大変なことが昨夜既に起こっていたことを我々はアフターイベントで知るのでした)(サトちゃんと絶対に奪われてはいけないウィッグの巻)(次からこの場面見るときちょっと思い出しちゃいそうだよぉ……笑)
・ソワレの早すぎた椅子分解(本日のMVP)
「安吾ぉ、椅子壊れてもうたやん……」
陳内さんの超絶ナイスアドリブ~~~!!!!
思わず脳内スタオベ。
安吾さんが「図書館では武器も持てねえし!」と丸椅子で白秋先生に応戦する場面での出来事でした。
戦う中で椅子の脚が取れてしまい、それを安吾がオダサクに渡して2人で戦う、そのために、もともと十字の脚が片方抜ける仕様になってる丸椅子。
白秋先生と揉み合う中で、いつもよりも早いタイミングで椅子の脚が取れてしまったのですよね。
本来なら、その後よろめいた安吾が椅子を取り落とし、それを拾い上げたオダサクが腰掛けて「椅子は座るもんやで」と安吾に言う流れだったのです。
(横道に反れますが、ここのオダサクの台詞は白秋先生の嘲笑をなぞるかのような皮肉さを含んでいてとても好きです)(オダサク本人はそんなことに気付いていない、ということも含めて)
十字の脚が片方抜けている椅子に安全に座るのは難しいので、このあとどうするんだろ…とハラハラしながら見ていたところ、椅子を掴んだオダサクちゃんの口からこぼれたのが先ほどの台詞でした。
個人的には、この場面のオダサクは意識朦朧のトリップ状態だし、壊れた椅子に無理やり座っちゃうのもありかな~この際やむなしかな~などと思っていたのです。
でも違ったのですよね。この場面で、ふらっふらでふわっふわなオダサクがあの椅子を見たら確かにそう言うよね、という台詞がシームレスに紡がれて感動しました。陳内さんSUGEEEEE
その後2つに分かれた脚(いつもの武器みたいに両手に持って戦うはずだった)も拾えない位置に落ちてたのか、オダサクは片方のみで応戦してたけど違和感なし。なんなら安吾とお揃い感さえある。
残るもう片方はブルズのひとが後ろにシュッッしてた気配を察知(ブルズの皆さんもすぐにスポット浴びて踊るターンがあったので、短い時間での的確な処理お見事でした)
起こりうるさまざまな可能性を無数にシミュレーションしていた結果のスムーズな対応なのか、その場その場での御本人の瞬発力なのかは分かりませんが、話の流れは一切止めず無理もせず、見惚れるほどに美しい軌道修正でした。
このソワレが初見だった人は、あの場面でいつもと違うイベントが起こっていたことにさえ気付いていないのでは…??
ハプニングではありましたが、それゆえに凄いものを見せてもらえてめちゃくちゃ興奮してしまいました。これだから生のお芝居に通うのをやめられない…!
板の上で起こる色々なことをバッサバッサと捌いてゆく皆さん最高に格好いいですね。実に良いものを見せていただきました(˘ω˘)