ビズログのカフェ友対談についてカフェレイジータイムの時から二人の共通認識は「芝居っていうでっけーもんで繋がっている」で、万里くんの最初の誕生日の時に紬さんはカフェの話をするかと思いきや、「芝居って奥が深いよね」と言ったんですね。
あの誕生日の時点で他のどの団員も万里くんに芝居の話を振らない中、「万里くんが芝居にのめり込んでいる事を知っているのは俺だけ」といった感じにあの祝いの言葉を送った紬さんに当時の私はぞくぞくしたんです。紬さんはその時点で一緒の舞台に上がっていなくても分かる位万里くんと会話を重ねて芝居への想いに触れていた訳ですから。
そもそも私は冬組オーディションで紬さんの芝居に見惚れる万里くんが大好きなので、カフェで会う度に紬さんに芝居の話を振っていたんだろうなあ、振っていてほしいなあと思っていたので、そこがインタビューで証明されて凄く嬉しかったのでした。
2人の関係はカフェ友だけど、それはきっかけであってお互いに対する認識は『大の芝居好き』。万里の進路に皆が驚く中、紬さんは相談されなくても万里くんがその道を選ぶのだろうな、と薄々感付いてた…。万里くんが思うより紬さんは万里くんの事を見ているんですね。まあそれ以上に万里くんは紬さんの事をよく見ているんですけど。カフェ友の技じゃなくて万里の愛だよ…。気付いて万里くん。
そして今回うわあ、と思ったのが、紬さんから出た「相談してもらえなかったし」です。
相談、してもらいたかったんですよ。紬さん。凄い。凄い愛されているよ万里くん。
最後まで見守るつもりだったかもしれない紬さんが、万里くんが一番悩んでいる時につい悩みを引き出す話し方をしてしまったのって凄い事だと思うんです。万里くんは「悩んでいたのを見かねてそうしてくれた」と思ったかもしれないけれど、先述の通り紬さんは「相談してもらえなかった」と思ってるんです。だから、これは紬さんのしたかったことなんです。
万里くんが何に悩んでいるのかを知った上で、それでも本人の口からその悩みを相談してもらいたかった。力になりたかった。
その上で問われた「どー思います?」に「嬉しいよ」って。
それが万里くんの進路の決め手になったって凄くないですか?自分が芝居の道に進む事を紬さんは喜んでくれる。それが万里の背中を押したんですよ。他の誰に相談しても「万里が大学で芝居を学ぶ?そこまで本気になってたんだ」そんな反応が返ってきたであろうに「良いと思う」でも「身になるよ」でもなく「嬉しいよ」。
万里くん、顔には出さなかったけど、泣きそうになってない?芝居の上で尊敬を抱いている相手が自分が芝居に深く踏み込んでいこうと思っている事を嬉しい、と言ってくれるなんて。
芝居と万紬について語りすぎました。カフェのはなし。
2人がカフェ友になったきっかけ、凄く可愛かった。お互い同じクラスになっても話さなかっただろうと感じてる二人が、同じカフェで会ってやはり「声をかけない」という選択をした訳です。でもなんとなく気まずさを感じつつも他のカフェに移らなかったんですよね。そして、隣り合う時が訪れた。お互い話が合わなさそう、と思いつつもきっかけを待っていたんじゃないでしょうか。だって同じ劇団の芝居仲間な訳ですから。
私は万里くんも紬さんもカフェは一人で過ごす派だと思っていたので、当初の二人がそういう風に過ごしていて、その後二人で過ごす事を選んだっていうのが凄く嬉しかったんです。だってそれはつまりパーソナルエリアにお互いを入れるって事で、一言で言えばけっこ…ん。
「懐かし。」の一言がまた良くて。ほんの一年位前の事なのにそう感じる。二人の関係がすっかり変わっているが故の一言なんですよね。昔の紬さんなら万里くんに「コロッケサンドっしょ」と言われて「万里くんはそう思うんだね」と大人の顔をして答えたであろうに「たまごサンドの方が合う」と譲らない。対等な関係になったが故のこの会話。これには合コンの時の衝撃を思い出させられましたね。
そして極めつけのサンドイッチ交換。かわいい。それで食べた上でお互い譲らないでほしい。「やっぱコロッケ」「やっぱりたまご」そう言って二人して顔を見合わせ笑い合ってほしい。
撮影日にはいつも珈琲用意してくれる万里くんマジスパダリ。
ついでって言うけどきっと自分だけの時には作らないんでしょ?知ってる。珈琲煎れるまでは分かってたけどラテアートまでやるってそれもう紬さんが喜ぶからってだけでしょ。ザビー描いて紬さんが「ザビーだ!」って喜ぶところが見たいだけでしょ?自分用にラテアートなんてやらないよね。他の団員にもしないよね。紬さんの為だけのその技術…はあもう早く同棲しちゃいなよ。
っていうか…「コーヒーはこれからも俺が淹れるんで」って同棲宣言じゃない?一生紬さんの珈琲淹れる宣言じゃない?あーもうこれだからカフェ友は……好き。