セイレム ソロモン推しの自分がシバの女王に思ったこと。お前はソのなんなんだよって感じではありますが正直な気持ちを申し上げますと
シバの女王 ソロモンのことを愛してくれてありがとう。
以下個人の感想です。
○前置き
(ソロモンとシバの女王の関係について。伝承によって子どもがいたりいなかったり、
友人・同胞・一時の商売相手色々な関係が想像はできますが、型月内では明示されていないので、
女王からソロモンへの思いをここではまとめて愛情と記します。
また二人の関係性に名前与えることはさほど重要なことではないと思っています。)
○本文
シバの女王 ソロモンのことを愛してくれてありがとう。
ぐだたちが関与することのできない王の生前、システムであり自由のなかった人でなしを愛してくれてありがとう。
その愛情はきっと彼には届いておらず、なんら彼の心を動かし影響を与えるものではなかったかもしれない。
(シバの女王はソロモンの内面の空虚を知らなかったかもしれないしあるいは元から気づいていたかもしれない)
(とはいえソロモンの性格をベースとした、王の影であるゲーティアが信頼を置く彼女。
王本人としても多少なりとも感じるところはあったのでしょうか。)、
そして人間となった彼にも永遠に届くことはなかったけれど、
それでも時代を超えた今も彼を想っていてくれて、 彼の力になりたいとぐだ達に手を貸してくれることがとても嬉しい。
○セイレムにて シバの女王というキャラクターが残したもの
今回のシナリオでシバの女王というキャラクターは
届かなくても知ってもらえなくても誰かを想うことに意味はある。
永遠に返らない愛情でも、それを抱いて行動することに意味はある。
届かなくても、誰かを好きでいていいんだよ。
という、届かない愛情を肯定してくれる存在だったと思います。
ソロモンの残した魔神柱という功績を最後まで見届けると覚悟させ、 危険な状況にも飛び込む勇気をも与える。
そんなシバの女王の愛情はとても美しいものだと感じました。
最後に、
シナリオの中でシバの女王は自分のセイレムでの仕事について、ぐだに問いかけます。
「彼の王は喜んでくださるでしょうか?」
そしてそれに対してぐだの返事は、
「とても喜んでくれるはずです」
シバの女王のセイレムでの功績も・想いも永遠にソロモンに届くことはありません。
それはシバの女王にもぐだにも分かりきったことでしょう。
それでもぐだはシバの女王の想いを肯定しました。
それが全てで、ぐだとぐだが生きる世界が出した答えなんじゃないのかなぁと思ったのでした。
セイレム、色々な人の愛情が垣間見えるシナリオでしたね。 ありがとうございました。
終わり