映画刀剣乱舞、他の人の感想などを見てへえと思ったのが幼い審神者は我々ユーザーであるという視点で、今日二回目の視聴をしてきたんですけど、その可能性あるなと思うと同時にあれは刀剣の歴史に、女性が入ってきたことを示すエンドでもあったのかな
と思いました。幼い審神者=我々(審神者四年目)という視点からの意見だったのですが、それって同時に、今まで男性の、高齢化していた刀剣の世界に、刀剣乱舞というゲームを経て、刀剣の鑑賞や写しを作るための寄付に乗り出す女性たちが参入してきた歴史でもある。
あの老年の審神者と、幼い審神者を比較した時に特徴的なのは、もちろん年齢や性別もあるけれど、何より刀剣と審神者の距離が近いというのがあるなとも思ったんですよね。今までは御簾越しにしか会話できなかった老年の審神者と、御簾をあげて刀剣男士と対面し、刀剣男士にあやされる幼い審神者。これは今まで格調高いと思われていた、敷居が高いと思っていた刀剣の世界に、ゲーム刀剣乱舞をキッカケに踏み込んできて、キャラクターを介してより距離が近く、まるで友であるかのように会いに来るプレイヤー(審神者)のことを指しているのかな、と。
最後に示された「継承」は、審神者の代替わりを示すと同時に、刀剣という文化の継承でもあるのかもしれないな…と思いましたね…。