映画「SISU 不死身の男」
ジジイが出てナチを殺す! それだけ!
ある種ロードムービーってこういう感じなのか?と思うなどしました。
#シス不死身の男
・要約
アシリパさんに先立たれた不死身の杉元(70)が金塊を探してたら金塊を追ってきた奴らにボコボコにされて全員始末する話。
・なんでここまでやられて死なないんですか?
A.不死身だから
不死身であることに理由はいらないんですよ。だって不死身だもん。
・感想
グロテスク! 血が出るのはまあいいとして怪我をそのへんの道具で治療したり撃たれた弾を摘出したりはきつかった。これは浅村が血を見れないだけですが……。
思ってたよりジジイが無双しなかったのですが、相手も相手で強いんですよ。彼らナチも帰る場所がないし(帰ったところで敗残兵)、生きるためには必死なんです。その割には女さらってたね。まあみんな惨たらしく死ぬので。
ナメてかかった奴の脳天にナイフ! あっという間にスクワッド壊滅! と思ってたら地雷で馬が吹き飛ぶし、つらい……。
ボロボロになり、こりゃ死ぬだろ……と思っても死ねない。血だらけで川に飛び込んでも首を吊って処理しても飛行機から墜落しても生きてるんですよ。なんで? でも不死身だもんな。
飛行機はこれ見よがしに爆弾積んでたから使うんだろうな……と思ったらロープで固定ですよ。可哀想に。でもお前たち金塊盗んだもんな。
復讐鬼で狂人なのかと思いきや、別に普通に会話はできるしフィンランドの女性たちを解放するしでちゃんと良いジジイでした。でも金塊は自分のためだった。
銃持った女性に蹂躙されるナチもどうなんだ。でもフィンランドの人はナチ嫌いらしいと聞きました(地雷いっぱい埋めて帰ったから)。
スッキリ爽快というわけでもないので、まあパワータイプ映画ってこんなだよねという感じです。
スッキリ爽快するならゴールデンカムイを待ちたいところだ。