「海も枯れるまで」の秘匿HOについて 現行未通過はみちゃダメ
探索者作成だ。
秘匿設定に「この世界に絶望して死にたい」と思っているという難しいパターンが来た。
絶望している時に良いのって、現在の状態を内省して、現在自分は絶望しているのだと自覚した後に、
それを認めたうえで、緩やかな時間経過を通じて、軌道修正するしかないよな。
どういう時に絶望して「よし、死のう」って思うんだろうな。
武士とかバイキングの思想は、現代から考えればイかれてるけど、信仰思想として、名誉ある「死」も内包してるものは絶望の上での「死」ではないからHOと合致しないのだよな。目的のものを「死」を使って手に入れるというのは、絶望というよりも狂気の希望が混じってる気がするし、違いそう。
例えば、極度の鬱状態、極度のそう状態、睡眠不足で思考が混濁している状態など、脳機能が十分に働いておらず、
さらに、それまでの生きるための目標があった時に、その脳機能でたたき出された判断として、「死が一番効率が良い」と思えてしまう時に、死を選択してしまうんだよな。
脳機能が働いていたら、別の生きるための目標を再設定したらいいから別にって感じかな。
でも脳機能働いていても、死にたいと思えるパターンはあるか。
例えば余命宣告をされていて、全身が痛くなる状態が続くことが確定していた時に、安楽死を望むというパターンか。
人間の肉体的制限は絶望の要因にはなるけど、裁定が難しくなりそうだし、外して作ろう。
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このHOを貰った時に考えるのは、この探索者が何を大切にして生きていたのかか。
大切にしていたものがもう手に入れられないから、次の大切にするものが見つからないから、「死」の選択か。
人間が大切にしているものって何だろうな。
大切なものが概念で、具体的な構成物が代替可能だと思っている人間の場合、余程のことがない限りは絶望しなそう。ただ、人間ではあるから情緒的なダメージが蓄積していけば、無気力になって餓死とかはしそうかな。
テセウスの船問題で「テセウスの船と同じ設計ならどれもテセウスの船です。乗り心地良いんでみんな乗ってください。」とかいう奴は絶望して死を選ばなそうだよなと。「俺たちのテセウスの船は、一緒に旅をした思い出が詰まった、この船だけだ」と言える人間じゃないと不味いと。
具体的な大切なものって何だろうな。
そうなると、大切な人間関係の喪失に必然的になるんかな。他の人が何にしたのか気になる。