今更ながら刀ミュ天狼傳~むすはじの話とか
初日に安定と土方さんのやりとりで何故か笑いが起こって首を傾げた話
阿津賀志山とつはものにおける過去の時空はまったく別の時間軸だったけど、天狼傳と結びはおそらく同じ時間軸なんじゃないかなって
過去作を観た人しか気づかないレベルの小さな要素であって、別に気付かなくてもなんら支障はない小さな関連性だけども
とらわれた堀川を迎えに行く場面で、土方さんがひとりずつ顔を確認する場面
安定の時に足が止まって「お前、兄弟はいるか」って聞くところで、私が見た回(初日公演)なぜか客席から笑いが起こったんですよ
なんでや!あそこ泣くとこやろ!って思ってたけど
よくよく考えたら、あの少し前に、安定と長曽祢が「元の主に似てるよね」ってやり取りをする場面があって、
沖田に似てると言われた安定が「どこがどこが?」と詰め寄って、そっけなく「見た目」と言われるコミカルなシーンがあるんですよ
そこは普通に笑う場面だし、安定も回替わりコメントで笑いを誘ってるわけだし
だから、土方さんのセリフでそれをもう一度蒸し返してきたんだと思って笑った人がいたんだと思うんですよね
でも天狼傳を何度も見ている人なら、天狼傳で安定が「奥沢」として新選組に潜入していたことを思い出してハッとなっていたはず
土方さんが安定を見て似てると思ったのは沖田くんではなく、かつて新選組にいた奥沢くんのことだったわけです
おそらくあのシーンで笑ったか泣いたかの違いはそこじゃないかなと。
そもそも土方さんあれだけ交流深かったんだから沖田くんの兄弟構成くらい知ってそうだし…
つまりあの幕末は、かつてteam新選組with蜂須賀が出陣したのと同じ時間軸なんじゃないかなーと推測できる
(近藤さんの処刑場は警備が厳しくて近寄れなかった=蜂須賀が斬ったところは誰も見てない)
だからといってストーリー上なにか重要なポイントがあるわけじゃないんですが
知ってる人だけが「あ~!」となる見事な仕込みがちりばめられた作品すごいなっていう感想でした