Forvento まだ通過してないなら見ちゃダメ 自陣もまだダメ
HO1 チヅル
HO2 カエデ
HO3クク
HO4カイン
ククは5年前にセイルとしてヴェントに搭乗した。
結果、仲間を失った。目の前で消えていった。
その時も、後ろから援護射撃のライフルを撃っていた。
援護が足りなかったとそう強く思った。
それからヴェントに乗れなくなった。
その時に心臓に致命的なダメージを食らったからだ。
しかし、じっと仲間を思いながら、何もしないで居るのは無理だった。
ヴェントに搭乗することで死ぬ可能性があると分かっていても、揺らぐことは無かった。
この命の使い方は決まっている。
昔、死んだ仲間達のためにも、脅威を排除する。
今いる仲間達が死ぬのはごめんだ。また、惨劇を見るつもりはない。
仲間を見殺しにするつもりはない。積極的にダメージは肩代わりしよう。
それで自分は死ぬかもしれない。
死ぬかもしれないが、仲間が死ぬよりはましだ。
もしその日が来た時に備えて、手紙をしたためておこう。
…
=
模擬戦、年上組が大人気なかったな…w
HO2 HO3年上組とHO1HO4年下組で対戦して、
1ラウンド目で九九がカインくんにライフルを当ててワンアウト。
2体1でじわじわと追い詰められていくチヅル。
カエデがナイフで追い込みをかける中で、チヅルはマーシャルキックで応戦する。
後ろから九九からの援護射撃でライフルで狙われる中でも粘りに粘った。
途中、ライフルの効果外である近接戦に持ち込んでいくも、
九九からのこぶしがクリーンヒットして試合終了。
九九くん、お前先輩風吹かしてるな… 良いぞ最後まで貫いていこうな。
本番に活かせたら良いな…
ライフル技能が上達したのが活かされたりしてね。
=
チヅルは親しい先輩のセイルが居るんだな。
命を張っているから、もしものことがあるかもしれない。
その時には、彼の心が耐えられるように支えられるように居よう。
カエデは亡くなった仲間と親しい仲だったのかもしれない。
深くは聞かないようにしよう。きっと決心は付いているはずだ。
その時に黙って援護しよう。
カインは優秀だ。試験の時の内容からも分かる。
慢心さえ無ければきっと上手くいけるはずだ。
だからこそ不安でもある。5年前に一緒に闘った仲間たちも優秀だった。