ウルトラマン ネクサス 13〜16話まで(雑感メモ)
○13話
・孤門への精神攻撃が止まらない!!!
・副隊長、憎しみで戦えと孤門を諭す。
姫矢が闇に負けるなと訴え続けてるのに
それで大丈夫なのか(追記・もちろん駄目でした)
・ED曲が変わった。00年代らしさ感じる女性ボーカル曲で好き。
○14話
・溝呂木が変身した姿、ダークメフィストを見た吉良沢
「おぞましい姿だね。悪魔、メフィスト」
いやめちゃくちゃカッコイイよ…
目が真っ黒じゃなければ、デザイン的には大分ウルトラマンらしさも感じる。
ただ、あの変身ポーズはなんですか?
『オモロ』じゃないですか? 滑稽では?
浮いてませんか?(物理的には浮いてる)
なんか面白い変身ポーズしてるんだよな、メフィスト。
(おもしろを狙ったつもり無いと思うけど)
・それにしても子供に木を食わせようとする狂ってしまった両親恐ろしいが、両親が子供を殺ってしまうかと思ったらそんなことはなかった
ノスフェルに取り込まれてしまった女の子ごと、ナイトレイダーが撃ってしまった…
女の子の命はなんとか残ったが、重傷。
女の子の兄が、孤門に怒りと悲しみをぶつける。「どうしてリコを撃ったんだ!お前なんか一生許さないからな!」
このウルトラマンネクサスとかいうシリーズ重い展開ばっかや!!
「記憶を消す」から問題無いという沙耶、
そんな酷い責任逃れ…
てか、いくら僻地で発生しているとはいえ、そんないつまでも隠し通せるものか? あとリアルタイムだとこれでまた一週間待たされるってなると、しんどいにも程がある。すっきりして終わる話が一つもない、単発の本筋無関係ストーリーもないから気が抜けない。重い!カロリー高!
○15話
・孤門と姫矢のやりとり
・自分のせいで周りを苦しめると悩む孤門。
13話でもリコの幻覚に「お前のせいで」と圧力かけられていたのが、前回の子供の死…ではないけど、ほぼ死亡と変わらないであろう被害を出してしまった。
しかし、罪悪感の責任を感じているのは孤門だけっぽいのが余計きついな…
・姫矢、戦地にいた頃の回想再び
死んだ筈の少女セラに導かれ、辿り着いた遺跡。そこにある物に触れて現れたネクサス。
「君が、君が俺を呼んだのか?」
なんも喋らない。神秘さ重視ウルトラマンだ
「過去は変えらないかもしれないが、
未来は変えられるかもしれない」
「無意味だ。過去を変えたって、リコは帰ってこない」
確かにリコは帰ってこない、孤門くんの気持ちも否定はできない。でもいつかは、それで留まり続けるわけにもいかない…
ナイトレイダー隊員同士の関係性もあまりよろしくない(凪副隊長は『愛する人を失った憎しみをビーストにぶつける者』として孤門を自分と同じようにしようと してしまうし…)
・子供のトラウマから攻撃できなくなる孤門。
「孤門!撃つんだ孤門!」動けない!
「なぜ撃たなかったの。なぜ撃たなかったの!」
当然責められる…つらい。
孤門は『憎しみ』を原動力にはできない人間だった。下手に動けば、周りを傷つけ不幸にしてしまう。何をすべきか、ますます身動きが取れなくなってしまった孤門。孤門のあしたはどっちだ
人間ドラマ的に苦悩・葛藤する未熟でこれから成長が望まれる「主人公」孤門と、
人間的に達観しててまさに「ヒーロー」でウルトラマンに変身する姫矢、
『ネクサス』がダブル主人公的に物語を進行させているの凄くいいと思う。初代マンのハヤタとイデに必要だったスタンスって感じ。
あ、まぁ、戦う相手が連続で同じになってしまうのは、残念に感じなくもない。長期放送を前提で、毎回違う敵を出すのは大変なんだろうけど…
○16話
・「孤門を追い込んでしまったのは、私です」「孤門が苦悩から打ち勝ち、必ず這い上がってくると信じています」
和倉隊長、ナイトレイダーの良心
・孤門が組織に消されてしまう!
タイミング良くタクシーで助けにきてくれた、姫矢の旧友・根来フリー記者。
「手段を選ばないやり口に、もう嫌気が差してな。組織を飛び出したんだよ」
孤門、あのまま記憶を消された方がずっと楽だったという。それを聞いて激昂する根来。
「記憶を消されてしまうというのがどういう事がわかるのか!! 今まで生きてきた証を、すべて失ってしまうんだぞ!! 誰にも、他人の人生を奪う権利は無いんだ!!」
仰る通りで…。まさか主人公が所属する組織がこんなに露骨に最悪な面を持つウルトラシリーズだったなんて、知らなかったな。これはこれで1つの作品として面白いとは思う。ただしつこいようだけど「朝7時半」にこれは重いな…別媒体か深夜じゃないと…
(あと全然関係ないけど、登場人物の名前ろくに覚えられてない…)
・ゲーッ!溝呂木!! またリコの幻覚見せてくるな!
溝呂木「もうヤツを楽にしてやれ。
お前はヤツの中に自分の姿を見てたんだろうが、いいかげん奴は苦痛から解放されたいんだよ。愛する者の思い出に浸って、過去の中で生きる方がヤツの幸せなのさ」
姫矢「そんなのは、生きてる意味がない!」
本当のリコの言葉を思い出し、偽物を否定した孤門。
『誰かの為に頑張る孤門は輝いている』と言ってくれたリコなら、何もしないで一緒にいるだけでいいなんて言わないんだ。
孤門くん改めて恋人の比重デカイな。
・孤門とネクサス(姫矢)が見つめ合うの、
溝呂木の言うように姫矢は孤門に自分を重ねていた所はあっただろうし、だからこそ孤門が内省して吹っ切れてくれたのが喜ばしいんやろなあ…
・孤門に敵の弱点を伝える隊長。
「同じ惨劇」を繰り返さない為にも、覚悟を決めた孤門。
憎しみも、悲しみも、すべてを背負って。
ネクサスがビーストの動きを止めて、孤門が撃つ!
素直に熱い展開が来てくれた…!
(ネクサスと初協力した時も熱かった)
あ、また見つめ合ってる。
言葉を交わせないから見つめ合うしかない、
いや、言葉なんていらないんだ…
喋らなくてもネクサスから伝わってくるものがある、そう思えるのもまた味わい。
けど初代マンだって喋る時は喋ってたから、稀にでも喋ってもいいんですよ
特典映像、撮影中の特撮・戦闘シーンのメイキング。
セットをせっせこ準備して作っていくスタッフ達
数時間かけて作ったものが、本編映像ではたったの「約3秒」にしかならなかったらするんだなぁ…
あとメイキング映像を見てると、改めてスーツアクターって凄いなとも思う。視界が終わってるものを着てアクションしなきゃいけない。その姿はとても格好いい。