BBBのネタバレ考察
普通にもう何番煎じか分からないレベルなのかも知れないですけど、乱数と寂雷先生の過去や関係性について
最初に聞いた時は寂雷先生の「君の未来不安定」は、乱数の生き様だとかデザイナーという職が不安定なのかな、とか
ちゃらんぽらんに生きていたらいずれ私の患者になってしまいますよ、くらいの意味に捉えてたし、
乱数の低音パートも「ドラマパートで過去に関する言及あるのかな」くらいに思ってたんですが、どうにも違和感があって。
(生き様の不安定さなら一二三とかだってそうだし)
この「不安定」が『乱数の容態(身体)が不安定』だと全てがしっくり来るんですよね。
具体的に、
『乱数は過去(TDD時代)にラップが原因で体調を大きく崩している』
『ラップを続けると再発する(最悪、死に至るまである)』
『先生は乱数にラップを辞めさせ、平穏に生きて欲しいと願っている』
『乱数は例え身体を壊したとしても自分の生き様を貫きたいと考えている』
あたりは確定で良いと思うんですよ。
「気づけば僕の患者(クランケ)」は比喩ではなく、このままラップを続けていれば身体を壊してしまうという意味。
「人の過去の事を何度も持ち出すんじゃねぇ」は乱数の身体の話。
やっぱり同じ曲内で繋がってないと不自然だし、そう考えると逆説的に『先生のパート=乱数の過去』になると思うんですよ。
「何度だって懲りず復活できる」は(病気で)倒れても何度でも立ち上がるという意味。
乱数が過去にラップが原因で身体を壊したと仮定して、
先生が乱数への興味を失ったのは乱数にラップをさせたくないから…と考えると合点がいく。
先生はBBB内でも歌っているように『他人の為に、他人を救う為に生きる人』なので、
乱数を突き放す理由が『ウザい、煩い』というだけじゃしっくりこないんですが、これが『乱数自身の為』ならしっくりくる。
なんなら「どうせならばフランケン」すら、『生き方を押し付けられるくらいなら死んだ方(死んで蘇った方が)がマシ』とも取れる。
乱数自身の刹那的な生き方になるのも納得が行くし、『嘘つき(嘘をついてでも願望を叶える)』や『ギャンブラー(願望の為に命を賭ける)』に共感を得たのも頷ける。
迷宮壁の
「生きるために死ぬか もしくは死ぬために生きるか
答えならば後者 それが私たちの宿命だ
だが、身を削る意味を履き違えて
この身を滅ぼす民をこの目で何人も見てきた」
この歌詞も、今にして思えば先生と乱数そのもので、答え出てたじゃん!って感じでした。
ていうか迷宮壁の歌詞が全体的に『残される側』としての孤独を感じるし、
命を燃やし身を削る乱数に対してそれを諌めたい、広い視野を持ってほしい、戦う以外の生き方を知って欲しい…
そんな想いが伝わってきて刺さる。
改めて見ると完全にラブレターと言うか、乱数に対するメッセージ性を感じる。
その生き方は乱数にとって窮屈だろうし当人が嫌がる事は百も承知だけど、
例えその手足を捥いででも相手に生きていて欲しい、お前が良くても俺が嫌なんだ、という気持ち……
乱数は乱数で恐らく寂雷の考えや気持ちを全て理解してるんでしょう。
その上で(相手が自分を大事にしてると分かってる上で)「うるせえジジイ、俺の生き方に口出しすんな!」って反発してるの、
最高に好きですね。
オネーサンたちとか先生信者にとって、もしかしたら常識みたいな内容だったら恥ずかしいんですが、
そんな感じでモヤモヤ考えながらBBBをリピしてます。
追記
あとフリングポッセには「一時的な仲間」みたいな意味合いがある(最高の仲間、みたいな説とか、ダブルミーニング説もあった気がする)と聞くんですが、その一時的な仲間というのも乱数が自分の身体について考えた上での名付けだと最高に切なくて最高だし、
他人と一定距離を置いていつでも居なくなれるように考えてた乱数にはポッセがいつの間にか掛け替えのない存在になってて欲しいし、
それを知った帝統あたりに力強くぶん殴られて欲しい。(妄想)
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追記2(読まなくても良いこと)
沢山のRTやいいね!をありがとうございます。
RT先を拝見させて頂いては感想ツイやご意見、新たな妄想など眺めてニヤニヤさせていただいてます。
一生懸命書いた甲斐がありました!
(凄いのは色々仕込んでくる公式や声優さんの演技なんですけど)
あとはドラマCDの発売を楽しみに待ちながら、みんなで死にましょうね。
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