春嵐花冠のメイストーム感想。
奈緒崎~!誕生日おめでとう!
メイストームデーが誕生日なのが、ふっといなくなりそうな彼らしいなあと思いました。でもまだここに、と思っているのを見て安心した。
嗄井戸の「誕生日あったの!?」に一番笑いました。誕生日も下の名前もあと(改めての)好きな映画も何も教えてもらっていないのは恐らく寂しいし悔しいだろうな…。ただ嗄井戸の方も聞けばいいんだけど…。この二人の温度差…。
ソファから始まって奈緒崎の部屋で終わるのが大好きです。過去から未来…。あの時に扉を開けるべきだったと奈緒崎が思っているところがすごく…すごく…!こういう時に語彙がなく上手く言語化できないのが歯がゆいです。束ちゃんが確かに嗄井戸にとって救いになっていたのも嬉しかった。
あと大晦日の件の描写が個人的によかったなあ。実際嗄井戸が準備をしてなかったら、掴めなかったら、死んでいたんだよな…。たまたま生きたのが自分だったし、あの一件をなかったことにはせず覚えておくの好き。
本気で死んでもいいと思った…全てを擲ってでも救いたかった…。そういうところだぞ奈緒崎~!!
それと、「アラスカじゃないかもしれないが、その言葉の美しさが似合う場所なら、本当はどこでもよかった」ってところも好きです。先生の感情の表現とかそういうものがたまらない…。
最後のクラッカーを持っている嗄井戸もよかった。初めて友人の誕生日を祝うっていいな~。だがなかなか開けない奈緒崎、お前本当にそういうところだぞ!