愛しき未来の子供たち シナリオ通過感想
○シナリオから教えてもらったこと
この時代のドイツを味わうことが出来た。楽しかった。
ドイツという統一国家を目指していたという話は納得がいった。この頃の音楽は、大衆向けの音楽が流行っていた周辺国とは違って、ロマン主義の延長のような音楽を大衆が聴いていたというのを調べていたので、音楽でも国としてまとまってたんかなーと思うと、ほへーとなった。
12月の夜、もっとロールしたかったなー。グリューワイン飲んでみたいなー。アドベントカレンダーは子供に上げると喜ばれそう。
○シナリオについて
最初のところ。グリム童話というから、そういう怖いお話になるのかなと思ったけど、予想が違った展開になって驚かされた。文字が飛んできてグルグル囲まれるのは負けイベなのか、負けイベなのか、逃げなくては、、、と思ったら助かったw
不思議なサスペンスものシナリオだと感じた。グチャグチャにされた教会に来てた人、どうか天国に行けますように、、、邪神めーー許さぬぞーー。
フィリップの、キリスト教を信仰していて人間性をどうにか保持していたの良かったな。彼も救われる対象だろうし、それを体現していたのかなー。
○ノア・アルノルト
彼はゲルマニアとイエス・キリストの神を称えるような音楽を作り続ける。祖国を思って生きていく。
ゲルマニアは神とは相容れる悪魔の作り出した存在、キリスト教徒にとっては信仰に値しない存在である。しかし、彼は彼女の気高き心とドイツ統一を願う偉大な王の意思を感じ取り、神に反する罪を思いながらもゲルマニアを慕い、やはり神に祈りを捧げながら、美しく力強く悲しい不協和音を鳴り響かせる音楽を作り続けるだろう。未来に起こる第一次世界大戦に悲しみをいだきながら、その日に起こる惨事への怒りや悲しみ、願いを込めて、音楽を作り続けるだろう。
そして、その日になった時、彼は、、、
○先入観
ナポレオン戦争で、西欧がグチャグチャにされた100年後のドイツ統一を目指していたから、もう二度戦場にさせたくないという思いがあったのかな?と思った。
丁度最近、ドラマ「ヴァイキング」を観終わり、キリスト教信仰とオーディン神々の信仰で揺れ動く修道士の生涯を見ていたから、そのイメージに引っ張られたキリスト教徒ロールになったかもしれない。ヴァイキングが酷いことをするたびに、「ああ神を、彼は自分がやっていることを何も知らないのです。どうかお許しください。」と言っていたし、ヴァイキングとして人を殺めたあとにキリスト教に戻る時の後悔のしようが印象的だった。ロールでもそれに近くなるように意識してみた。本当にあっているのかは分からない()
○一緒に卓を作ってくれた方
KPもといシナリオ作者である瑛さん、PLのしおんさん、魚のようなさん、ありがとうございました。楽しかったです。