虚月館感想・根拠のない推理の殴り書き(ネタバレ含む)
・ありがとう 嗚呼ありがとう ありがとう(ミステリ好き心の俳句)
・シェリンガム本当に死んだ?手首の脈だけなら血流止めて誤魔化せるし、体温に言及してるのはホーソーンだけだし。バールストン先攻法で、今後ホーソーンとなんやかんやするんじゃない?(何気に「何故最初の被害者が探偵だったのか」という問いへの答えでもある。監視のキツい場でも動きやすくなるから)
・モーリス、あまりにも殺されそうなムーブをかましてくるので笑っちゃう 次話あたりでどうです?
・ジュリエットの母は奔放というデータが出ましたね!でも3話の感じだと奔放なのはエヴァさんの方ですかね!しかし妻が若い男を夫の目の前で部屋に呼んでいいんですかね。奔放という情報には合致するが……このへんはまだ確定不能ってことで。特大のミスリードかもしれないし。
・プロフェッサーMのガワでこんな人間的なロールされるとたまんねえな 新宿前半を思い出す
・ところで、視点人物である夢の中の「ぐだ」は誰なんでしょうね。
目覚めた瞬間、ジュリエットが「たまたま……」って言いかけてる。たまたま……何なんだ。たまたま二日にいっぺん一緒にランチを食うのか。それはナカメ作戦(森見登美彦参考:偶然を装って想い人の前に現れ、存在をアピールする恋愛作戦のこと)じゃないのか。「ぐだ」はジュリエットにお熱なのか。
……まさか、ジュリエット、それを分かってて誘って連れてきたのか。「こいつなら連れてけば嫉妬に狂って花婿を殺してくれるだろう」みたいな鉄砲玉要因として使われていないか?
ジュリエット、従順な娘のふりして実は強かな女でしたー!みたいな?やつ?よくある!
・いや、正直「ぐだ」が犯人がいちばん面白いじゃないですか。他の誰より意外(意外過ぎて逆にアレだけど)だもの。視点人物だし。
中に「ぐだ」がインストールされている状態、どうやら睡眠や気絶で解除されてしまう?
2話の最後でシェリンガムがやってきてカルデアに意識が戻ってきてから、3話冒頭で朝御飯を食べているけど、その間の描写が一切ない。「また気絶して~」みたいなことも言われてないから、普通に活動できてたんじゃ?その間は元々の人格が「ぐだ」の身体を動かせるよね。
・しかし、すべてが読者にもわかるように描写されていないというか。なぜなら、クリスがマーブル商会の見習い、モーリスは前妻との子という点に関しては3話で確定しましたよね。これ、2話でぐだが帰ってきたときにマシュに話したからなんだろうけど、その話をしてる描写はカットされてるし。
実際には「ぐだ」が体験してるけどテキストにはならない部分もあるってことか。
・そういえば、テキスト枠の「名前」って地の文扱い?サーヴァントの姿が「ぐだ」の印象で宛がわれているなら、夢の中で起こった出来事によって印象がアップデートされたら、外見もより印象の近いサーヴァントに上書きされてしまわないかい?
・そういえば、他のキャラクターはサーヴァント名ではない本名で登場してるけど、「ぐだ」は「ぐだ」の名前で呼ばれてるのは物語の都合なんですかね。それとも、偶然同名だったこともあり波長が合ったのかな。
・シェリンガムとお茶した相手、右利きだけど右を怪我してカップを持てなかった唯一の人間であるモーリスさんでいいと思います。でも彼が殺したんじゃないんだろうなあ。短慮だもの。(これはフォロワーさんのご意見を見て書いているのでわたしの気付きではありません)
・まとめると、今後
モーリスさんがお茶した相手なので疑われる
→俺じゃねえ!気分悪ィぜ、部屋に帰らせてもらう!
→モーリスさん殺害される
→やはり彼は犯人ではなかったのか……
みたいな流れになるんじゃないですかね。犯人は「ぐだ」のガワの人。
シェリンガムはホーソーンと組んで秘密裏に事件を防ぐなりなんなりしようとしてた善意の人。
とにかく楽しみです。ありがとうFGO。