若おかみは小学生のラスト。
おっこがまだ子供であること以上に心の自由まで奪われたことが嫌だったんだとわかった。製作側が視聴者の子供たちに対してそれを大人になったとか過去を乗り越えたという意味合いでやったのが嫌だったんだ。
大人になったら仕事でどれだけクソだと思っても笑顔でやらなきゃならない苦しいことはいっぱいあるけど、子供に対して「許せないことを表面だけでなく心から許すのが大人になることだ」みたいなメッセージを出してこられたのが無理だったんだとわかった。
もしあれがおばあちゃんが「どんなお客様でも受け入れるのがうちの旅館だ。心のうちではどう思っていようと、笑顔でお客様を受け入れるのが女将の仕事だ」みたいなことをいっておっこを諭してあの展開になってたとしたら、それを「大人への通過儀礼」として普通に受け入れられたと思う。
ただ「道徳的に正しくあること(許せない人を心から許すこと)」というメッセージを子供に届けたいという気持ちも理解はできます。でもあんな呪いを子供に背負わせるのは私はものすごくつらい。
個人の意見です。ふわふわ。
何度もいうけど若おかみは小学生なんだぞまだ……