「グッド・オーメンズ」第1話を見返して気づいたんですが、It starts, as it will end, with a garden.(世界は庭に始まり庭に終わる)というナレーションがあって、アダムとイヴが→
エデンの園(the Garden of Eden)を去るところから物語が始まるんですよね。
で、最終回の第6話、それぞれ天国と地獄の裁きを終えたアジラフェルとクロウリーは公園(garden)で再会し、ベンチで話した後にクロウリーが"Time to leave the garden. Let me tempt you to a spot lunch."(そろそろgardenを出るとするか。ランチに誘惑しても?)と言う。
そしてアジラフェルとクロウリーがgardenを離れ、the Ritzで人間世界の楽しみを2人が味わうところで物語は終わる。
っていう構造になってるんだなー!うわー!
最終話、アジラフェルがアダムに「私は君が天使のように育てばいいと思っていたけれど、君はもっといいものになった。君は人間らしく育った」と言い、天使と悪魔が人間(アダム)と手を繋ぐ、という展開に「すごい人間賛歌だなあ」と思ったんですが、最後に楽園を去るアダムとイヴの構造を繰り返し、人間が生み出したものを楽しむ天使と悪魔(だって彼らは別に食事しなくても生きていけるのだ)で終わるという展開も、ものすごい人間と人間が生み出したものに対する祝福じゃないですか……すき……。
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