バディミ感想その⑦(15章〜17章)
余韻に浸ってたら感想を出力するのを忘れてた
色々と衝撃が多すぎてダメージが大きかったのか平常心を取り戻すまでに結構時間がかかりました(取り戻した訳ではない)
15章
気が狂った(2回目)
いや、あのね、2章で「これ超えるものないだろ」って言ってたんだよ
あ っ た よ
木村良平さんの枯れそうな絶叫がやばい
もうあれよ、何も包み隠さず言うとめちゃくちゃ興奮した、もう昂りすぎてわけわかんなくなった
私は初見で「コードを言わない」を選択したんだよね、ルークも目の前の人を見捨てられないタチだししかもその目の前の人が自分の相棒ときたら……なんて、そこまで考えてなかった!!!!ただ正義感があればコードを言わないと思ったからそれにしたまで!!!!
じゃああれよ、もうそんなこと考えてる余裕もないんですよぉルークは!!
「まだ言わないって決めたわけじゃない!!」って叫んだ時が一番やばかった、何がやばかったかは聞かんでくれ
炎に包まれる視界と、ずっと思考の底に沈んでいた記憶が重なって、またあの時のように失うかもしれないという無自覚の絶望と目の前の焦燥がぐちゃぐちゃに混ざった最悪のシチュエーションですよ
そのあとアーロンが無事だったことを確認できてもずっと立ち直れないで体は震えてて、アーロンからは一つも軽口が飛んでこない。見るからに憔悴しきってるルーク……
誰がここまでやれと言った、誰がここまでやってくれると思ってた?
こんな、こんな…………これはceroCで本当にいいのか……? 多感なお年頃にこんなの見たらやべえ大人が育つぞ私みたいな
マジでやばかった、その後の調査も念入りに全部失敗したりいらない情報収集したりしましたがもう全部ダメ、私をダメにする
ここまで書いて冷静な感想がひとつも出てこない、すごい、本当に狂わされました
これ以上口開いてももうまともな感想出てこないと思うので次行きます強制終了です
16章
「父さん」に「繋がっていない」と言われる衝撃よ……その結果がこれよ……
ひとりがつらい、怖いと知っているルーク。そこから救ってくれた優しい父さん。その他でもない父さんから突き放されたルークは15章で色々あったところに追い討ちをかけられてついにポッキリ折れ………………
いやもう誰がここまでやれと(以下略)
今まで『正しい選択肢を選べばヒーローゲージが上がる』システムで15章までやらせておいて、もう誰がどう見ても『全部正しくない選択肢』しかない時の絶望感すごかったよ!!最高に興奮した(矛盾)
そしてモノローグの舞台が監獄なのがぁぁ〜〜!また良いんですよォ!!
ルークがヒーローとしての最初の一歩を踏み出した場所で、また同じくルークが影を落とした場所でもあるんだよ!
2章でアーロンが迎えに来るまでの数日間、ルークが一体何をされたかは流石に描写されなかったけど(されたらceroはとっくにZよ)相当身体に恐怖が刻み込まれたのだと16章で気付いてしまう……
それから仲間たちを思い出して想いのかけらで行動力が回復していくのが最高演出だった
ひとりじゃ進めない道も仲間がいたら進めるんだ、辿り着けない場所にも行けるんだ、だからBOND……いやすげぇ……
自分のアクションで結果が変わらない特殊な章だったけど、それなのに「ゲームであること」を前面に押し出していて最高にゲームした気分になったのがすごいなって思う
そしてようやく思い出した、今までずっと失われていた大切な記憶
その時持っていた全てを捧げて自分の命を助けてくれた存在にルークはやっと気付きます
今までアーロンがルークのことを呼ぶときは「ドギー」か「ヒーロー」だったんだよね
「ヒーロー」…………アーロン、お前どんな気持ちでそれを……なあ……2周目の注目ポイントですねここは……
いつもヒーローに助けてもらったルークはずっと守られるだけの存在じゃなかったのも個人的にはめちゃくちゃに大好きポイントで、助けて助けられて支え合って生きていく人たちが好きなので……
なにが良いってアーロン、絶対最初から「ヒーロー」のことを分かってたし、でも多分今ルークとアーロンが一緒にいるのはそれだけが理由じゃないんだろうなってところが、最高…………
過去は振り返らないと決めてるアーロンが昔馴染みに会っただけで自分の考えを覆すとは思えないからね
「ヒーロー」に言われた「一緒にヒーローになろう」という言葉だったけど、そんな上手くいかないと何度も絶望しただろうにそれでも胸の中に根付いていたのは、その言葉がちゃんと自分のものになってたからなんだろうなって……
どこかでヒーローになることを望んでいる自分がいたんだよ、それこそ「ヒーロー」がいない間もずっと
17章
モクマさんとチェズレイに抱きつくルークにぐっっときたし抱き返す2人に泣いてしまった
チェズレイ、あなた……あれほど何回も潔癖だと……それなのに明らかに異臭がするルークを優しく抱き止めて……凄まじい変化だよ本当に、いやそんなの言えばみんなそれぞれすごい変化があったんだけども!
モクマさんあなたは病院に戻ったら死ぬほど怒られるやつですよ、術後の麻酔が効いてる状態で医師の許可が降りるわけないので絶対抜け出してきてるし……そこまでして……うぅ
モクマさんとチェズレイのコンビも、12章からもうすっかり相棒ですよ……本当に心強かった生きていてくれてありがとうよ……
「泣かない」って言ったルークが泣いて、ルークのことをずっと名前で呼ばなかったアーロンが「ルーク」って呼んだのが……もう……それだけ2人にとって大切なシーンだなとこれだけでわかるのがやばい
アーロンがルークの名前をいつ呼ぶのかずっと気になってたんだけど、私が思ってたよりそうとう後だったし、タイミングがもう最高だった
ここから若干妄想入れても良いか?
ルークに「ルーク」って呼ばれて初めて、アーロンは自分がもう「ルーク」じゃないんだなって自覚したのかなって思った
再開したら自分のことも何もかもすっかり忘れてるルークに対して、名前を呼ばないのは意地もあったんだと思う。だって「ヒーロー」とは呼ぶんですよ彼。「オイ、それ俺がお前にやった名前なんだぞ」って思う気持ちがもしかしたらちょっとくらいあったかもしれない。でもルークが思い出して懐かしい名前で呼ばれた時に、違和感を覚えるのと同時にその名前は自分の意思で「ヒーロー」にあげたものってことを思い出した……んだったりしたら私が喜びます。
だからアーロンは今後もアーロンで、ルークはルークになったんだなあ……
最高よな…………最高よ…………こんな最高の気持ちで最終ステージに臨めるの、控えめに言って神ゲー
本当は完走までしゃべろうと思ってたのに字数めちゃくちゃかさんでるのでまた次にします
もうこのへん色々私の感情がやばかった、もうちょっと反復して噛み締めたいところ……ありがとう、バディミッションBOND……