今週のさんでーを踏まえて、例えばそしかい後和解済の赤安が初めて二人で飲みに行ったとして二人で普通に仕事の話とかしながら飲んでたら、不意にあかいに「君は飲み会でも真面目に飲むんだな」なんて言われてしまうれーくん
別にあかいは普通に感想を言っているだけなんだけど、それになんとなくバカにされた気になってしまうれーくん。
ただ、プライベートな飲み会なんてせいぜい警察学校時代の合コンくらい。
しかし、合コンの内容を思い出そうとしても、ご飯が美味しかったことくらいしか思い出せない。
このままではあかいに馬鹿にされてしまう。
それは絶対に嫌だ!
「そんなことありませんよ」
言いながら、唯一思い出したのが、女の子がまつだに言った一言。
あれは確か結構受けていた気がする。
なんだっけ、えーと。
記憶を頑張って引っ張り出し、なんとかその時の言葉をそのままトレースしてみる。
「あかい、そんなイケズなことばっかり言ってると逮捕しちゃいますよ」
そう言って、あかいを見つめながら笑うれーくん。
よし、決まった!
どうだあかい。
爆笑間違いなしの鉄板ネタなんだろう、多分。
これで馬鹿にされないぞーなんて思っていたれーくんだったけど。
「ホォー」
僅かに瞳を細めてれーくんを見つめてくるあかい。
そっと伸びた手が、テーブルに置いたままのれーくんの手に重ねられた。
え!?と驚くれーくんだったけど、触られたこと以上に目の前まで寄ったあかいの顔にドクリと心臓が鳴る。
「君になら逮捕されてもいいよ。それで、俺を逮捕した後はどうするんだ?お巡りさん」
「へっ!?」
そのままスリ、と手を撫でられ完全に固まるれーくん。
え!??おかしい!なんなら一発芸くらいの気持ちだったし、あかいの爆笑を狙いに行ったのに、どう考えても空気がおかしい!
「ふるやくん?」
みたいな感じであっさり口説かれて欲しい
真っ赤になったれーくんに煽ってきたわけではないことは理解するけど、同時に思ったよりも脈ありなことに気がつくあかいは、例の如くれーくんに片思いしているので、ここから口説き落とされるれーくん☺️☺️