米村さんが語らってたピカチュウさんの話(閲覧注意なのかもしれない)
オトメディアの、ピカチュウさんが「いい子ちゃん」になってしまった、という米村さんの発言についてです
米村さん的には「いい子ちゃん」≒初期の尖りがなくなったね、なニュアンスなんだろうけど、見たときに「ピカチュウさんはいい子ちゃんも何も事実いい子でしょ?」と首かしげちゃったんですよね
(米村さんの発言の意図から外れるけど)
ピカチュウさんを「いい子」と捉えてる自分の認識が甘いのか?と思ったので、じゃあピカチュウさんのパーソナリティって何だろ?と再考してみた次第です
今のピカチュウさんの率直な印象(浅い)を言うと
・かわいい
・つよい
・優しい
・かっこいい
・面倒見が良い、みんなのリーダー格
・友だち百人できるタイプで人当たり(ポケ当たり)がいい
・サトシが好き
という 非の打ち所のない感じ 時々好戦的になるところも好きです
やっぱり優しくて良い子だよなあ…と色んなエピソードを思い出しながら思ってたんですけど、
米村さんの言っていたピカチュウさんの初期のパーソナリティ(わがままで子供っぽい)が確かにどこにもない これは認知の歪みですね(?)
最初期のピカチュウさんを思い出してみると、ボールに入らないわ言うことは聞かないわ電撃浴びせまくりだわ、バトルは拒否するわで、確かに「わがままで子供っぽい」なんですわ
(いつから今のピカチュウさんのような聞き分けの良い子になってったのかそれも考えがいがありそうだけど割愛)
ボールに入らない、進化もしたくない、戦いたくない時は戦わない、っていうピカチュウさんの行動って、しみじみとアニメポケモンの軸になってるよね ポケモンもただトレーナーの言うことを聞くだけの生き物じゃなくて、ちゃんとひとつの生き物として自立してるんだよっていう
話が逸れた
あと初期エピソードの中で(個人的に)印象的なのは、言わずもがなのピカもりと「コイルはでんきネズミの夢を見るか?」の回でして、その回のピカチュウさんを思い出してみると、
来るなと言われてもサトシに付いてきてくれたり、風邪でふらふらの状態でも(置いてかれると思って)サトシに付いてきちゃったりしていて。
勝手な解釈ですけど、そこにサトシがどう思うか、みたいな部分は欠けてる気がするんですね 自分がそうしたいからそうしてる感じ……
なんというか、自分が「こうしたい」と思ったことを絶対に曲げない子なんだなあと、改めて気づかされました ボールに入らないのも、ピカチュウさん自身の意思ばっかりだもんね
ピカチュウさんってもともと意志が強くて、自分のやりたいことしたいことを、誰にも邪魔されずに突き通したいと思う、頑固な子だったのね……
という再発見をしました
ピカチュウさんのキャラ紹介で「意志が強い」の類義語が並べられたりするのにヒュウ!ってなってたけど、すごい、BESTな紹介文だ……
ピカチュウさんは意志が強くて頑固……えっ好き……
意思の強さと頑固さが、今は初期のような形で目立って出てきていないよね、という意味じゃ、確かに「いい子ちゃんになった」っていう表現にもなるなぁ
と一人で納得した話でした
スタッフさんの話をフックに色々考えられてとても楽しいなと思いました
完
余談
・初期はサトシに反発する形で現れてたピカチュウさんの自我が、いやピカじゃサトシが好きという感情を起点とした「わがまま」になっているのが何とも言えず趣深いですね
・今はサトシと一緒にいることがピカチュウさん自身のやりたいことなんだなあ はぁ…………ありがとう………………