ちゃんと感想書こうと思ったので、#紅葉鬼 酒呑奇譚の千秋楽のディレイ配信視聴。
目ん玉移植システムは便利だなと思いました。
というようなことを、ふせったーの追記にだらだらと書いてます。2000文字ぐらい。
経若と子鬼の出会いのシーン。
「童子奇譚」の衝撃のラストから、ここを見るといろいろ納得する。
これが過去だと分からないと全部がわからなくなるのよな。
ここ経若様は15歳ぐらいの設定かな? 若いので発声が違うのね。
ここで「紅葉のような手」と表現する若様を「修羅と菩薩が同居しておる」と評した感想に、いいねを100回ぐらい押したい。3作目はほとんど菩薩寄り。
シーンダイジェストと人物紹介を兼ねたオープニング、かっこいい。
帝が結構強かったのが意外。
プロジェクションマッピングのエフェクトもかっこいい。
酒呑童子が本持っているのが良い。……多分あれが本質なのよな。
いぶきと若様のシーン。
結局、酒呑が茨木童子をどう思っていたかは、よく分からなかったな。
他者を慈しむ方法を実父から学べなかったけれど、若様が添い寝してくれたから、それだけはできるのね。
起きてるときに優しくする方法を知る前に戻っちゃったからな。
親子の絆など信じないといいつつ「父上」と呼ぶのは、いぶきには結局「父」と「若様」しか居なかったからなのだな。
目ん玉移植~。
若様のおみ足は色っぽいですねぇ。
イクシマは小物感が強い。摩爬が凄すぎたからねぇ。
大江の宴。帝は、発声が帝らしいですね。
偉い人なのにフットワーク軽すぎという気がしないでもないが、でないと話進まないから。
お貴族様向けの口上をすらすら言える酒呑、賢いのよな。
「姫若様」とか呼ばれているお着替え若様。
若様と観客にすちゃと必要なシーンを見せられる、目ん玉移植システム便利。
酒呑、本読んでるな。やなことがあったりすると、一人になったときに本を読むのかもしれぬ。
鷲王はほんと良いキャラですね。庶民サイド代表として、鷲王と雪熊さんが、すごく台詞に説得力あった。
布ふぁさぁの演出、原作漫画の『血の婚礼』のシーンもこんな感じなのかなと思いながら見てました。
布を持ってる人数少なくても、絡まったりせずに扱えるんですね。
過去シーンの再現。目ん玉移植システム便利。
しかし対等な交渉と言い出したり、いぶき君、平安時代になんの本読んでるの?
雪熊さんのアクロバット、エアリアル・シルクというらしい。
なんでアクロバットしながら話しているのか分からないけど(暇だから?)、かっこいいからヨシ。
繁貞と保名の掛け合いのあたりはアドリブで、観劇してた人たちの感想を見るに、日に日に長くなっていったらしい。
確かに初日の配信ではこんなに長くなかった気がする。
雪熊さん、経若様に協力して小烏丸まで渡しちゃうの!? って思ったけど、彼女もなんとか落とし所を見つけてほしいと思ったからこその行動なんだろう。
このまま進んでも、酒呑も誰も救われないと薄々気がついていたからだろうし。あの結末も、雪熊さんの協力あってのことなので、影のMVPですね。
鷲王はほんと良いキャラ(二度目)。
実はテーマ背負って台詞言ってるのは鷲王だったりしますわね。メインキャラは家族のことでいっぱいいっぱいだからなー。
雪月花のイメージイラストを見たときは、酒呑にはべってるだけのお人形みたいなキャラかと思ったら、しっかり戦う女達で良かったです。これは脚本の人の意向かな。
繁貞、ドスが効いった声のがいいっすね。しかし、みんな父親が好きね。
そして飛び込んでくる経若さま。
紅葉鬼の髭切は「殺さずの剣」かぁ。
「よし大詰めだ ――とことん殺り合おう」って感じの左近の桜のシーン。
酒呑はともかく、経若様も笑ってるんですよねぇ。
最初こそ「もっと愛してやりたかった」と過去形だけど、途中から、経若様は現在形で語ってるんですね。
経若様にとっては、酒呑はついこの間まで子鬼のいぶきだった存在だから。
でも酒呑にとっては、子鬼の時代はもう戻れない遠い遠い過去。イクシマの夢というか術の中で、そう思ってしまったんだろうな。
舞台だと、どれくらい傷を受けてるのか分からんなー。
経若様、結構切られてる?
そして、さっきとは逆の立場で飛び込んでくる繁貞。
「邪魔すんな、弟」って、酒呑に「弟」って言われれてるとこが、なんか好き。
泣きながら刀を振り回す酒呑が哀しい。図体ばかりでかくなっても、中身は子供なのよな。
しかし照明効果からすると、経若様、しっかり酒呑をぶった切っちゃったのか。恨みや宿業だけを断ち切るとかじゃなくて。
殺す気はなかったけど、手加減するには酒呑が強すぎたとか、そんな感じ?
眠ったら、二度と目は覚まさないだろうと思ってた節がある。
そしてなんかよくわからないけど、起きる奇跡。
原因のひとつに、いままで良いところなしだった帝の存在があるのが、なかなか。脚本の人、優しい。まあ、たまには息子の役に立たないと。
酒呑童子が子鬼に戻ったというより、「酒呑童子」は死んで子鬼に生まれ変わった……なんだろうなぁ。
多分、虐待されてた記憶もないのでは。
良いお話でした。
いぶきはあと3年ぐらいでにょきにょき育って、繁貞あたりに「少しは縮め……」とか思われるに違いない。
経若様はティケトさんじゃないので「縮め!」とは思わないだろうけど。