#君たちはどう生きるか
ネタバレですよ。
た、タイトルはそのタイトルでよかったのだろうか!? 多分20年前くらいに原作を読んでたはずなんだけど、絶対そんな話ではなかった。
まさか作中で小道具として出てくるなんて……。。。
男女逆転させたセンチヒ? かなあ。
塔の中(異界) トンネルの向こう(異界)
まひとくん(主人公) 千尋(主人公)
お母さん(火の気の多い助けてくれる人) ハク(水の気が多い助けてくれる人)
キリコさん(助けてくれる人) リン姉(助けてくれる人)
青鷺(敵対のち仲間) カオナシ(敵対のち仲間)
鳥たち(たくさんいるモブ) 湯屋の人たち(たくさんいるモブ)
大おじさん(場所の管理者) 湯婆婆(場所の管理者)
新しいお母さん(助けなくてはいけない親) 両親(助けなくてはいけない親)
あと、輪廻転生を感じさせるところは(ちゃんと観てないけど)ナウシカとかかもしれない。詳しい人教えて〜。
相変わらず荒唐無稽で先を読みにくい作りをしてるなぁと思った。大局的には読みやすいんだけど、細かい過程がとっても強引なので先が読みにくい……!!
千と千尋〜の「大当たり〜」みたいに、わかりやすいカタルシスはないんだよな。呆気のない急な破滅がある。
父親が前の妻の妹と結婚して新しいお母さんになるの、戦中当時はよくあっただろうな。けど子供の立場だと微妙だなぁ。なのに受け入れてて、まひと君はえらいな〜。
矢絣の着物着てて夢の中で破魔矢を打つのいいなぁと思う。かっこいい。
ちょっと他人行儀だったのに、産屋でお母さんって呼べるようになったのえらい。嫌いっていわれちゃったけど、あれは産屋に侵入してくるところが嫌いってことかねえ。
母的な存在が魔がさして子供を拒絶するの、ちょっとすずめの戸締りみがあった。
ついてきたキリコさん強いなぁ。自分の分身の人形と、本人を両方保っている……実は大おじ様の血縁だったりします?
お母さんは火事で亡くなったけど、もともと火の気が強い人だったんだねー。若い姿可愛い。お母さんとキリコさんは、元の時間軸で1年分神隠しに遭っていたの?
画面の密度が高い! センチヒ並にいろんな生き物がわしゃわしゃたくさんいる。ちっちゃな丸い子たち可愛い……
おばあちゃんたちの造形が、現実でもわちゃわちゃしていて、精霊に近い感じ……だから、人形の形であちらでも存在できるんだなー
お父さん真っ先に呼ぶの、新しい妻の名前なんだね〜長男はその次かい
でも少なくとも、新しい母とまひとくんは、良い親子になれたと思うよ、なんとなくだけど、最後元気そうな顔をしていたし、荷物がたくさん増えてたし。
一晩あけて、今までの宮崎駿監督の作品の中で一番わかりやすいなあという感触があった。一応千と千尋から先は全部見てるからかなあ。「宮崎駿作品において、こういうことをしていたら、だいたいこんなふうなことを表現したいらしい」という経験値が溜まっているからかもしれない。