松井江顕現の儀式が成功した後に宴会の準備をサボろうとした明石が小狐丸と巴形に両腕を取られ宴会場に連行されるシーン、一見コミカルなシーンに見えるんだけど、これ次回作以降のフラグじゃないかなと思いました
最後のシーンで明石の両腕を取ったのは小狐丸と巴形薙刀。
この2振に共通するのは物語や本体を持たないあやふやな存在であること。
そしてミュージカル本丸では2振とも三日月の行動について疑念を持っていたり
敵の時間遡行軍の正体は”歴史に名を残さなかった刀である”ということに気づいている刀であること。
そして、腕を取られた明石国行は葵咲本紀で「歴史に名を残さなかった刀」に強く共鳴して、
自分たち刀剣男士と時間遡行軍の違いは何か?という話で普段の斜に構えた印象からは想像もつかないほど
感情を露に激しく感情を乱したことから、「歴史に名を残さなかった刀」に対して大きな思い入れを持ってることが分かる。そして葵咲で「まだこの本丸に居てみまひょか…」と裏切りを感じさせるような言葉も残している。
めちゃめちゃ裏切りを予感させますよね…
でも、”物語を持たない”2振りに明石が腕を取られ皆が居るにぎやかな宴会場に連れて行かれるということは、「歴史に名を残さなかった刀の力によって」明石国行が正しく歴史を守る刀剣男士達、本丸の皆と同じ方向に歩んでいくということを暗示しているんじゃないかな。
それは、小狐丸や巴形薙刀のような物語を持たない刀の力によってかもしれないし
本体行方不明の蛍丸の力によってかもしれない。
物語を持たない2振に両腕をとられ一緒に階段を登っていったミュージカル本丸の明石国行の未来は明るい。歌合終わった直後の感動と願望込みで今はそう祈ってます。
春公演やその先もその先もとても楽しみ!!