188話。落ちた銃は杉元のやつ?それとも尾形のやつ?こうならいいのになという私の妄想。以下追記
杉元とリパさんの感動的な再会。
その見開きのページの端っこで銃が海に落ちたような描写が?
これ私、当たり前のように杉元の銃だと思ったんです。
けど尾形の物の可能性もありますね。
現状ありうるパターンとしては
・海に落ちた銃は杉元の物
・海に落ちた銃は尾形の物
・落ちたように見せかけて実はまだ氷の上に乗ってる。
私としては、落ちたのが杉元のだったら面白いなあ~と。
尾形がリパさんに射られた時、尾形はまだ銃を持ったまま。ぐらりと倒れる時も手離す気はないとでもいうようにしっかりと彼の右手にあります。その後、188話の終わりまで尾形の右手はコマ内に映ってない。
一方、杉元の銃は、見返したら186話での白石との再会の時点では背中にしょってました。けれど次の187話では確認できず。流される流氷を風で操るために上着でホパラタした時点で背中の荷物と一緒に下ろしてるようです。
そして188話では、後ろ姿がしっかりと映ってる場面でその背中に荷物はあるのに銃は無く、それらしき物は尾形に馬乗りになる杉元の足元に…。
この足元の銃は杉元とアシリパさんの間にあり、流氷の割れ目に乗っている事から、見開きで海に落ちた(ように見える)銃で間違いないかと。
ただし、杉元の物であるとも言えるし、尾形の物であるとも言える。
杉元が背中に銃をしょってないのは、白石が預かってる可能性も低いけどゼロではない。
(杉元がホパラタで荷物を下ろす→流氷がどうにか別の流氷に到着→降りようと荷物をしょい直してるところで杉元がリパさんと尾形を見つけて我を忘れて駆けだす→白石が置いてけぼりの銃を持って後を追う→銃は白石が背負ってる大荷物の中とか影にある、とか)
もし落ちた銃が尾形の物なら、
この後の尾形はよほどのことが無い限り戦力外ポジションです。人間ドラマ的な場面や何らかの策略を企てる形で映る事はあっても戦いとなると、片目無しの銃無しではなかなか難しそう。これまでを見るに尾形は近接戦闘で先遣組に太刀打ちできそうにないですし。けど、杉元の銃やリパさんの弓を借りる(奪う)形になって参戦という流れになったらそれはそれで面白そうですね。
もし落ちた銃が杉元の物なら、
尾形は片目を失いつつもまだ銃を持っている。杉元は銃を失ったものの近接戦闘大得意。これならまたひと悶着ありそうです。気絶したと思った尾形が起き上り、杉元達に銃を向ける。応戦しようとする杉元だが手元に銃が無い事に気付く。ピンチ!なんて展開。私としてはこちらの方が楽しいなあと。
もう一つ、落ちたのが杉元の銃であればいいなと思う理由があって、それは「尾形が銃を手放す描写を見開きの端っこでさり気なく済ませてほしくない」というのも大きいです。彼が幼いころから銃を自分の武器として使いこなし、体の一部のようになっている。それが本人の意識がまともにないうちに特に注目も無く奪われるというのが味気なさすぎる。ノッダカムイが「尾形の銃の喪失」を描写をするならもっと尾形にとって絶望的、もしくは呪縛からの解放のように印象に強く残る形で描いてくれるのではと。
なにより、片目を失っても銃さえあればまた脅威となりうる尾形を今後見てみたい。尾形にはまだ銃を持っていてほしい。そんな希望です。
なので「見開きでのあの隅に描かれた銃は杉元の物で、今後彼がピンチになるぞという布石」であったらいいなあと思います。
以上、あくまで私の願望です。
ここまで書いておいて「銃は海に落ちてないよーん☆」とかだったらそれはそれで笑いますね。