ハロウィン後編のネタバレを含むようなメイン全般のネタバレを含むようなお話なのですが、イクリプス側がいわゆるサブスタンス能力っぽいものを扱える理由って。
サブスタンス研究はもともと50年前に始まり、その研究が発展する形で『ヒーロー』も生まれたわけですので、途中で抜けた科学者さんなどが研究結果をロストガーデンに持ち込んでうんぬん、という仮説が簡単に成り立つので想像の域を出ないお話ではあるのですが。
現状、ヒーロー能力を向上させる技術を持った人物がいるということがグレイさんのヤクの出所的に分かっており、
あれにはたぶんヴィクターさんは関わっていないと思いまして、なぜかというと関わっているのなら今回のレンさんのようにヴィクターさんはきちんと自身の所業を告白するのではないかと思うからで、そんなに根拠のないお話ではあるのですが。あとなんかヤクの話題を出されているときな不機嫌そうに見えたような気もし、嫉妬?とか失礼なことを思ってしまったので本当に根拠ないのですが。
ただその前提でお話を進めると、おそらくオズワルドさんの研究内容に一番近しいだろうヴィクターさんに匹敵するどなたかがいらっしゃるということになり、近いという観点だけで見るのであれば実子のノヴァ博士がいらっしゃいますが、専門分野的にそういうアプローチでヒーロー能力を向上させるだろうかと考えるといまいち納得ができず。
そうすると、そのお二人以外にオズワルド博士と親しい人物、となるとあとはご存命のオズワルド夫人ぐらいになりますが…なんも分からんわ(´╹▽╹)なのでまた想像を飛躍させることになりますが、関係者内で思考を収めようとすると、そのポジションに当てはめるのは、亡くなったオズワルド博士本人が一番しっくりするような気もします。亡くなっていらっしゃるので無理なのですが、サブスタンス災害の中にはいわゆる心霊現象を引き起こすものもある、とあったので、なんかそういうアバウトなあれで。今回のような生きている人間の記憶から情報を引き出すような類いかとは思うので、心霊現象といってもいわゆるオバケとはなんか違う気もしますが…。
思考をぶっ飛ばしますと、いまのところ能力の詳細が分からないシリウスさんが、そういった死者を蘇らせる、あるいは死者の記憶を引き出すことができる能力をお持ちなら、オズワルド博士の技術力をコピーして、自分たちイクリプスの戦力強化に使ったり、外部の人間を実験台にしているということもある、のかなー、と。
グレイさんはゲームのコミュニティでヤクをいただいたそうですが、イクリプスの新人ぽいシャムスさんもゲーム好きという共通点がありますし、そういった表には出にくいネットワークを利用して傘下を広げているみたいな、書いていてなんですが無理やり感スゴいですね(´╹▽╹)。
単に、オズワルドさんに執着されているように見えるヴィクターさんが本気で本気の感情を抱く瞬間ってどんな時だろうと考えていたときに、真っ先に思い付いたのがオズワルドさん、引いてはオズワルドさんの技術の冒涜かと思いまして。
そうすると自分以外に彼の技術を利用する方がいる、というところまではセーフかと思うのですが、その利用した結果がオズワルドさんが抱いていただろう理念を踏みにじるようなものだったらどうなるのかな、と。その時果たしてどんな立場でその所業と向き合うのかな、と。
ひどい想像をしてしまって申し訳ないですが、ずーっと死者の方を向いているヴィクターさんが、正負どちらに偏ろうと、生者に同じくらい強い感情を寄せる姿が見てみたい気がします。
ぜんぜん関係ないですが、16年前のティーンエイジャーで今よりずっと背が低くて心なしか顔立ちも幼いヴィクター少年が喪服着てオズワルド博士のお葬式に参列した後に形見の眼鏡を鏡の前で付ける図、良質な地獄感あってよいですね(*╹▽╹)ここまですべてフィクションです。ノヴァ博士はあれが形見の眼鏡だとご存じなかったようですが、そんなことにも気が付けないほどにショックを受けられていたんでしょうか。ここの父子間の感情もあんまり見えない、精進が足りません。