『翻る虚月館の告解 虚月館殺人事件』読者への挑戦まで読了。FGO未プレイ、ホームズとか偉人を召喚して戦うのは知ってる、程度で犯人当てを解けるか挑戦してみたけど、恐らく解けた。犯人はハリエット。今から解決編読む
読んでいる間の覚え書き
【一日目】
・この舞台設定ならゲーム知らなくても支障なく読めそう、ラッキー
・同じ顔の双子、自分が作者なら何か仕込む、要記憶
・星海社の本ってしおりかわいいですよね
・ふーん、死なないのか → なんだ、これがメイン事件じゃないのか
・ゲームでは女性のキャラが劇中で男性だったりするのか、ややこしいことになってきたな……
・ホームズがシェリンガムで爆笑
※これきっと、ほんとロクなことしないでおなじみロジャー・シェリンガム探偵由来の命名ですよね
・しまった、ゲーム知らないと厳しそうな展開になってきた → これならギリいけるかな……
・ゲーム内の拠点なんだろうけどカルデアって何だろう
・まあそりゃゲームプレイヤーにはキャラ名準拠の登場人物表の方がわかりやすいですよね
・なるほど夢の中では実際の人物の外見が主人公の知ってるキャラに置き換えられてるわけですね、こんな特殊な設定だと確実にここにトリック仕込むな覚えておこう
【二日目】
・シェリンガム退場はっや……
・右利き左利き、確実に犯人の限定に使う、要記憶 シェリンガム、ドロシー右
・メロウな過去語りは動機の説明にはなっても犯人当てに使う要素はなかろう、申し訳ないが流す
・モーリス感じ悪いな~、けど見た目はきれいな女の人とかなのかな
・あれ、もう利き手の話出てきた、どうすんだろ
・ここまで読んだ感じ、推理に必要な要素はちょっと強調したりしててかなり親切めですね
・怪しい男が出てきたけどたぶん犯人当てに使う要素はなかろう、流す
・実の子うんぬんの揉めごともたぶん犯人当てに使う要素はなかろう、流す
・あ、クリス、男だったんだ……読み返したら確かに青年って書いてある……
この手のパターンで性別が明示されてないキャラの性別誤認トリックありそうだな、アンは彼女って書いてあったから伍の方注意しとこう
→ そう思って読み返すと風呂場の盗難事件、女性キャラを明言しておく布石かも、オッケーオッケー
【三日目】
・まあ正直ダイイング・メッセージって犯人当てるときにはまず使わない、流す
・死亡時刻のアリバイは大変重要、あとでちゃんと表とか書こう
・先述の通りメロウな語りはいらん、流す
・水着のくだり、何か仕込んでそうだなあ……燕青なる人は外見年齢いくつくらいなんだろう
・モーリス、金髪なんだ……
・満月、何か重要そうだけど一体何だろう
【四日目】
・未来の夢だったという話、何かよくわかんないけどへ~、という感じですね。商会とか現代にもあるのか……
・カルデアって結局何なんだろう
・脇の下にボール、漫画で読んだことあるな……ここは本題のトリックじゃないしいいけど……
・あれ、ホームズ伍のことミスターって言ってる
・momねえ、やっぱ性別誤認トリック使ってそうだな
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【推理中】
・もろもろふまえて最も可能性が高いのは性別誤認トリック
・作中の登場人物相関図は「マシュが書いた」と明言されているので、そこに嘘というか誤解が潜んでいると考えられる
・分かりやすいところで言えば、父と母が逆転してるとか怪しい
→ 父と母はちゃんと作中で明言されてる箇所がある、どっちかと言うと母と妹が怪しい気してきた
・っていうかやっぱこれ母と妹の誤認だな、実はハリエットが母、エヴァが妹っぽい
・そのつもりで2人の登場シーンを洗っていくと、ホーソン先生は「彼女の母上」と言ってるだけで名前言ってない、モーリスも「妹さん」としか言ってない、アリバイとかまだ細かく見てないけどほぼ確定でよし
・今さらだけどこれ実際のゲームのときは主人公が男でも女でも「夢の中では男のリッカ・フジマール」として問題なく進むようにできてたんでしょうね、うまいなあ
・クリスの事件でのジュリエットの証言「妹といた」がエヴァを指すことになり、ハリエットはアリバイなしになる、オッケー完璧
・そういえばゲームだときわどい水着映像があったのか、サービスいいイベントだったんですね
・誤認トリックはこれでいいとして、その先犯人を1人に絞るのってどうやるんだろう、momで押し切っちゃっていいの?
・どうでもいいけど改めて挿絵よく見たら双子の姉妹上半身紐だけかと思ってびっくりした
・あれ? 母妹誤認トリックだとするとp109のケインの発言ちょっとおかしいな
・p128のエヴァの発言も変だけど、たしか何かのアニメかゲームのキャラで「母は~」みたいなしゃべり方する人がいたような……まさかこの人がそうか!
・今までの情報をまとめると
①シェリンガムの事件:仮に犯人はモーリスとしておく
②クリスの事件:アリバイなしはハリエット、ケイン、モーリス、伍。他の人物はアリバイあり
③モーリスの事件:これからは犯人は絞れなさそう
④リッカの事件:偽装手紙の内容を書くのは、リッカのことを「ジュリエットのボーイフレンド」だと思ってる人物だけ……みたいな感じだろうか
・④で犯人絞るしかなさそうだなと思いながら読み返すと、確かにp24にリッカを女性と思っているようにもとれるドロシーの発言、p29に「あれ、自分男性だと思われている?」みたいなリアクションをとるリッカの独白がある。p106も意味深
・「ヴァイオレット家の人間だけは(ジュリエットからの前情報から?)リッカが男だと誤解しているが、本当は女」という話なら、②の事件のアリバイと合わせて犯人を1人に絞り込むことができる、よし多分これってことにしておこう
・ゲーム上でこの展開をしてた場合、主人公が男のときも女のときもそれぞれ別種の驚きが生まれるわけで、なかなかいいなあと思います
・しかしこれが正解だとしたら麻耶雄嵩のアレっぽいですよね
・だめだそう言えばケインが切れない
・p181の「嘘つき」が性別を偽っていることを指せばあるいは……?
・疲れてきたからもうそれでいいことにしよう
・あ、なんだケインアリバイあった、よし
・あれ、よく読んだらゲームを見物してた伍にもアリバイはある? ってことはアリバイのみで絞り込めばよかったのか……?
・まあいいやもうこれでよしにしよう
【結論】
犯人はハリエットである。主人公は勘違いしているが、エウリュアレの姿をしたハリエットはジュリエットの母親、源頼光の姿をしたエヴァの方がジュリエットの妹。クリス殺害時にアリバイがないのは「ジュリエットの母」のみであるため、犯人は1人に絞り込まれる。また、推理とは関係ないが(?)、夢の中のリッカは本当は女性であるのに、ヴァイオレット家の人間はなぜか男性と誤解しているふしがある。 以上