刀ステ義伝の殺陣雑感。一年くらいしか習ったことのない素人の、初見の感想なので話十割位で思って頂ければ。ネタバレは気を付けてますが、閲覧は自己責任でどうぞ。
攻めとか受けとか書いてますが、攻撃スタイルですのでBL的な意味ではないです!
・三日月宗近:自分から打ちかかることはあまりなく、かかってきた敵を溜めておいた重さで斬り払うスタイル。あまり敵意を表に出さない溜めのモーションと重心バランスが、太極剣を思わせる。流れるような優美さは、流石三日月宗近。
・山姥切国広:基本的に積極的に自分から踏み込んで打ちかかっていく。乱戦では自発的に斬撃を繰り出し、打ちかかった時の隙は鞘で対応する双剣ベースの攻め重視の戦闘スタイル。ただ一騎打ちの時は重心がちょっと下がって手数を減らした分、隙を更に減らしてた印象。
・大倶利伽羅:時代劇の凄腕の素浪人役でよく見られる、動きは少ないが確実に相手を無力化する戦闘のプロ。無駄のない基本をきっちり押さえた動作の連鎖が、一周回って反対に華やかに見えるタイプ。決めポーズでよく柄頭に手を当てるのだが、その殺意の高さに震えたw
・燭台切光忠:サーベルの動きを基本とした、高い重心で相手に幾度となく打ちかかり切り崩して生まれた隙を見て切り裂く、攻め重視の華やかなスタイル。本来そのスタイルではダメージは出ないのだが、高身長から繰り出される斬撃は流石軽くとも打撃73。
・太鼓鐘貞宗:体術で相手の攻撃を受け流し、生まれた隙を見て切り払う派手な戦闘スタイル。パンフでも言われてたけど、ヒーローショーの主人公によく見られる。最初は隙が大きく一撃の軽さはジャンプ力で補っていたが、最後の方は隙もなく一撃も重く成長していた姿も。
・鶴丸国永:カンフーアクションの要素の入った(あれ確か長拳刀の動きじゃないかな……?)動きで相手をいなして、翻弄して生まれた隙をついて切り裂いて、相手に手傷を負わせるスタイル。一撃は軽いが、とにかく相手に間合いに踏み込ませない。
・小夜左文字:よく時代劇の忍者役で見られる、体術と剣術両方で相手に確実に止めを刺す、乱戦のプロ。どちらかと言えば刀は相手の武器を受けるためで、そこに生まれた隙に間合いに飛び込んで相手を仕留めていく。多分室内戦だと更に輝く。
・歌仙兼定:全キャラ随一の斬撃の重さを誇る、恐ろしい文系刀。あの一撃は骨が切れる前に、まず重さで骨が折れるレベル。しかも積極的に相手に打ちかかっていく。重さを出すために貫胴メインのモーションかつ少し溜めの動きがゆっくりなのだが、それが雅さを演出していた。
◎攻め重視←→受け重視
歌仙兼定ー小夜左文字ー山姥切国広ー燭台切光忠ー大倶利伽羅ー太鼓鐘貞宗ー三日月宗近ー鶴丸国永